落書きワークショップ in 放課後等デイサービス

実施日時:3月30日 放課後デイサービス指導者研修日

対象:みらいっこ放課後等デイサービス 指導者(大人)約12名

目的:テーマ「遊びこそ最高の学び」
 
年度末のこの時期に指導者研修会を計画したデイサービス施設から、アート実技ワークショップの開催リクエストをもらいました。事前に施設代表と話す中で、一日研修の目的は「支援のプロとしての意識を高める」「遊びこそ最高の学びの本質を理解し体感する」とのこと。午前は座学、午後はアートワークショップの日程が組まれました。
日頃から外出・音楽・英語・アート/料理・ゲームなどの領域を設けていろいろな体験の機会を提供している施設です。

さて!お題をいただきました「遊びこそ最高の学び」実践へ

春の庭から採取された植物たちを使って

準備完了!さあ、始めてみよう

水彩絵の具は広めの皿に溶いて
何を描くか決めないで始める

普段はモチーフとして描かれる立場の植物(枝・花・茎)を描く道具(筆)として使ってみる体験、植物による落書きをしよう!

各植物をツールとして絵の具で描いたり押したり垂らしたり

テーブル上に絵の具を用意して周りを移動しながらのワーク、身体を動かすことで新たなイメージが湧いてくるはず

いろいろなツールを試す

大胆で冒険的な絵画が生まれるのは、筆のように思い通りにならないから。描かれるもので描く、存在意味をひっくり返す。

落書きの途中から何か閃いた!

落書きから始まり途中からテーマを持つことももちろんあり

さて作品たちが揃ったよ!

気付きの発表時間は楽しく大切なひととき、見える世界を超えて

まず作者からひとこと
続いて感想を自由に伝え合おう

「最初はやりたくない・・」自由に、好きにと言われると戸惑ったがやってるうちに何かになっていた。いつも子供たちに強いているのかな自分。「自分の思いは人の意見とは違う、失敗も成功もない・・それぞれの人による。何かに見える、何にも見えないとか。作業中の気持ちなど尋ねると話の糸口になる。

みんなの力作が一堂に
味のある線とカラフルなかたまりになった

落書きとは、何を描くか/何も描かない/何もないすべて有る。そして落書きの先へと

いい笑顔で最後の一枚

子どものクリエイティビティを育てるために日々健闘する指導者へのワークショップでした。効率優先の現代は時間や経済にスピードを求め、結果を求められる時代。自ら経験することで体得する学びの大切さを子どもたちに教えるためにまず大人に遊びの精神が欲しい。 「遊びこそ最高の学び」遊びとは~余裕、余白、柔軟さを備えること。そして学びとは~ 自ら経験することで体得する、自分の存在を肯定して生きる意味を知ることか。

改めて遊びと学びについて考える良い機会となりました。

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参加者感想(要約)

”当日は上手く表現出来ませんでしたが、モヤモヤをワクドキ?と表現したいと考えました。”

”坂本様の考えや活動について知らないことが多く、驚くばかりでした。ご自身の考えを行動に移し実践し、続けているバイタリティに感動しました。ワークショップでの「らくがき」はやったことがないことへ挑戦する子供の気持ちになれたことが大きな収穫です。らくがきを始める時、作っている時、講評し合う時々の気持ちの変化を知ることができました。”

” ワークショップの「なんでも好きにしていい」は、本当に戸惑った。自分にとって失敗だと思うことも、人から見たら、そうだとは思わないことを目の当たりにした。自分の価値観を狭めないように、「常に自由な発想」「どんなものでも失敗はない」ことを子供たちへも伝えて行きたい”

” 子どもの何気ない行動や、言葉の中にはその子だけの唯一無二の世界が広がっているんだなと気づくことができ、その行動や言葉の中にはどんな世界が広がっているのか、どんな意味があるのかを考えるきっかけになった。”

” 何か新しい、知らないことをする際の子供の不安を理解して接することが大事、大人の常識は邪魔になることもあると感じました。”

”大人が「正解」を決めない事の大切さを体で感じた研修だった。子どもがどんな場面でどんなものを生み出すかを待つこと、何が生まれたかをそのまま受け入れること。”

” 「尊重」というキーワードを感じた。「正しいか正しくないか」「整っているか、いないか」で見るのではなく、何に興味があるのか?その背景になる行動、原因を考えるアンテナを張っていきたい。 ”

” 子どもの発想力・感性と言う点において気付かされるようなワークショップだった。正解は無いと言う概念は考え方の多様性に繋がる。”

” 久しぶりに絵の具を使用して絵を描いたことが新鮮でした。木や葉をどのように使うか、どんな絵を描くか、人によって発想が違う事が面白く、子供達はもっと柔軟で自由に描くのではないかと感じました。”

” 落書きをすることでテーマや決まりがない自由さの中でどのように進めて行くかということの不安や難しさに気づくと共にスタートをしてしまえばイメージやアイデアが少しずつ広がっていく楽しさや嬉しさを感じることもできた。”

” その時に使える物を使って「取り敢えず描いた」物が意外に他の人から評価される結果となり、「人の気持ちに刺さることの多様性」を気付かされた。”

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ワーク初めにプレゼンする坂本代表
『エアリー&アート制作』
実は美術教師の経験もあり
実践に基づいてワークショップを開催した。

シネマ・チュプキ・タバタを訪ねて

甲府のミニシアター休館ニュースは、日本の映画界が直面している変革期を象徴している。シネコンだけの街になってしまうのだろうか・・

東京や横浜、名古屋のミニシアターは休館後に異なる経営者を得て再開したり、クラウドファンディングで資金を集めて再開に漕ぎつけたり。「やまなし短編映画祭」を三年間甲府で運営して感じるのは、サブスクリクションで自宅で映画を観る人が多いこと。あるいは大駐車場を擁する郊外型シネマコンプレックスに駐車しての映画鑑賞のお得感は否めないこと。アート系、哲学系の映画を観たい人は少ないこと。集客力のある映画だけでは物足りない人はどうすればいいのか?街のなかで映画体験したい人はどうすればいいのか?

というわけで都内のミニシアターを訪問してみた!

参考:「やまなし短編映画祭」記録↓ (2021,2022 記事もあり)

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シネマ・チュプキ・タバタ

山手線北方面はあまり訪れる機会がない。田端駅に降り立って商店街を北へ5分ほど進むと目を引かれる三階建てビル、一階がシネマで二階がオフィス (イヤホン音声ガイド用「字幕吹替」作業など) になっている。

チュプキはアイヌ語で「新しい光」
モザイク細工の小さな看板かわいい
一日目のお目当てはコレ!
「響け!情熱のムリダンガム」
キャンセル待ちで席をゲット
二日目は
「荒野に希望の灯をともす」「哲学の教室」
「響け!情熱のムリダンガム」(音声ガイドイヤホンを借りて)を視聴

で、何が素晴らしいってここは客席数20という超ミニシアター、どうやって運営しているのか興味津々です。すべての上映作品に副音声ガイドを付け、邦画も全て字幕を付けているこのユニバーサルシアターには、料金に障がい者割引システムがありません。障がい者のいる社会が当たり前になるようにとの代表以下、7年間続く全運営スタッフの思いでもあります。

また、創業時にはクラウドファンディングを行い、日常的にサポーターから寄付金を受け付けるなどチュプキのファンを増やしており、館へのリピーター率はかなり高いと納得させられます。わたしも予想外の二日連続チュプキ通いになるとは・・

かわいい赤いシートはゆったり設計で快適
友だちの家で映画を観るような雰囲気~

丁寧なキャンセル待ち対応、ポイントカードやお誕生月プレゼントなどきめ細かいサービス。スタッフの親切で嫌味のない案内にも感動を隠せず

こんな映画館があるなんて初めて知って感激して舞い上がるとー

チュプキ初視聴は「響け!情熱のムリダンガム」インドの音楽青春映画、急きょ配信元のアフタートークが設定されたとのことでラッキー

配信は稲垣紀子さん(左)   音声ガイド声優は水口真名(右)

小さい映画館のフットワークの良さ、急きょトークイベントのプレゼントとは!!しかし驚くことに、稲垣さんは南インド料理店を夫と経営する一インド映画オタク(自称)なんです。好きが高じて日本での配信権(5年間有効)を買ってしまったという熱い人。わたしはインドの打楽器と言えばタブラは知るも、ムリダンガムは初見で初聴なり。南インド発祥の 「カルナータカ音楽」はほとんどが即興で、より理論的で厳密な規則を持っているらしい。打楽器+声楽+弦楽器が即興で奏でられる劇中ライブは変則リズムや超テクニックを駆使してものすごい躍動感にあふれる。若者、家族、恋愛、伝統、身分制度をベースにした秀作に間違いない。翌日は音声ガイド付きでもう一度視聴したのです。

写真撮影に気軽に応じてもらい
稲垣さんの南インド料理店「なんどり」(荒川区)訪問を約束して
視聴用個室

メイン20席の後方に小部屋があるのは「親子室」とでも言いますか、都合で一般の席で観られない人のための完全防音スペース。料金割り増しはナシ、メールか電話で要予約です。小さいお子さんがいて映画館で観ることを躊躇している方や、長く座席にいることが得意でない方のための愛に溢れるスペースです。ここまでチュプキの愛を知ったならもうリピーターは必然ですよね。ありがとうございます涙

「やまなし短編映画祭」常連の
青柳 拓 監督も『東京自転車節』をこちらで上映したそうです。
ウーバーバッグかわいい!

さて、チュプキで二日間4本を観た翌日は当館が定休日、約束していた南インド料理店「なんどり」へと向かいます。

JR尾久駅から徒歩10分
都電荒川線沿いに佇むカラフルなシート看板が目印

南インド料理店「なんどり」に到着

ランチ後に撮ったので一時クローズになってますが、ちゃんと南インド料の定食「ミールス」をいただきましたよ。(写真撮り忘れ)

やはりインド文化に熱い稲垣ご主人と対面
「響け!情熱のムリダンガム」日本各地での上映予告やお知らせや
ペイントで装飾された店内はインド好きが溢れてました。

配信権の買い上げや事後の手続き、そこから始まる日本各地での上映行脚にまつわる告知や実施など。日々ここで料理をしながらアイデアを練ってインド愛を届ける稲垣ご夫妻です。また、日本中のインド映画愛好家の聖地となっているようで、楽しみながら活動の輪を広げてる様子。その行動力にただ感動するばかりです。



cocoroom/大阪西成訪問

ゲストハウス・カフェ・庭

ゲストハウスのふりをした何か

2003年にNPO法人「こえとことばとこころの部屋」(ココルーム)を設立して現在に至るまで、 大阪府西成区の労働者(あいりん地区)での活動を継続する 代表の上田假奈代 氏 / 詩人に会うこと。創造と出会いの場「釜ヶ崎芸術大学」は市民大学の位置付けである。場所を継続すること、その熱意に尊敬の念を捧げつつー

\\\ 長年気になっていたココルームに一週間滞在してみた記録 ///

朝10時 店舗の前で ラヂオ体操
ココルーム お向かい店舗は 再開発中
翌日は 早起きしての 路地廻り
名も知らぬ 路地を廻りて 朝を知る
細い空 見上げるビルと 路地の朝
名も知らぬ グラフィティ残る オーエス劇場
ゆるやかに カーブの先に 新しい朝
昨夜のなごり 人影たちは もういない
路地猫も 眠りに入る あさ7時
昨夜の喧騒はどこに 動物園前商店街
西成の カラーマンホール 春景色
フェンス越し みどりの公演 覗いてる
天王寺線 廃棄に伴い 細長公園
10時には オープンするから またおいで
手の平サボテンの 支柱は ご近所さん
下宿屋の 玄関窓枠に タイムスリップ
グラフィティ 目先辿れば 近代化の波
アーケード 突破して一気に アルプスへ飛ぶ
路地抜けて 阿部のハルカス そびえたち
ただいまと 宿に戻れば 迎えてくれる

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ココルーム 名物なるは 森村部屋
圧倒的 打ちのめされる 物量情報量
絞り帯揚げ 森村フリーダに 見据えられて

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昼と夜 賄いごはんで 同じ釜めし(有料)
いただきます 白飯玄米 選べるよ 

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奥庭で 散策あとの 朝ごはん
のんびりと 奥庭で過ごす 午後三時
スタッフは 昼の時間帯に お琴練習
京都から 友人迎えて ここ竹林
釜ヶ崎芸術大学 新歓ライブは スタッフ自ら
これにて ご入学を許されて 学生証授与

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Inside-Out Needles 坂本泉個展


タイトル:『日陰の憩い』部分 セガンティー二
制作年:2023
マテリアル:紙、毛糸
 

Sakamoto Izumi solo show

『Inside-Out Needles』

2023年4月6日(木)~23日(日)

木・金・土・日 12:00~18:00

i Gallery DC

http://igallery.sakura.ne.jp/dcac/dcac.html

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意識の裏側にある未発見のサイドに光を当てる試みです。第一義的な表面からは埋もれてしまうアナザーサイドの動向に関心を持つと、余計と思われる所に意外なおもしろさや唯一の個性が潜んでいたりします。

周知の図柄を表にみて刺繡を続けるプロセスと、裏側を提示してみせる最終段階。無意識のアナザーサイドは「ない」を「ある」に反転させるある意味のユーモアと遊び、ないものだらけの不完全な自分、感染症の蔓延や戦いの続く世界に感じるやるせなさ。

社会生活で自分に課せられた役割を演じつつほんの少しだけ自分自身を解放する行為、生きる希望を見出すにはどうしたらよいか。壊れやすさ、儚さをあらわす紙を敢えて支持体として用い、ぷすぷすと針で刺しながら自分自身のアナザーサイドを身近に引き寄せたい。そんな時間を生きています。

It is an attempt to shed light on the undiscovered side behind consciousness. If you are interested in the trends of another side that is buried from the primary surface. Surprising fun and unique individuality are lurking in places that seem superfluous.

The process of continuing to embroider by looking at a well-known design and the final stage of presenting the back side. The unconscious another side is a certain sense of humor and play that reverses “no” to “yes” An imperfect self full of nothing. Feeling helpless in a world where infectious diseases continue to spread and battles continue.

The act of liberating oneself slightly while playing one’s assigned role in social life. How to find hope in life. Paper, which expresses fragility and ephemerality, is purposely used as a material. I want to draw the other side of myself close to me while pricking with a needle. I am living in such a time.

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iGallery  FUKUDA Masakiyo

“その昔、わたしは東京郊外にある美術専門学校に通っていました。
学校のある街は私鉄が分譲した新興タウンで、大学通りを中心に整備されています。上品な中流階級が住む学園都市で、高級スーパーはあってもパチンコ屋はありません。もちろん風俗などは問題外です。1年半ほど学校に通いましたが、何となく馴染まない街でした。その理由(わけ)は街には裏町がなかったからです。裏町とは悪場所を含む、大人が息を抜くところです。本来、人の住む街とはそういうもので、表の顔もあれば裏の顔もあります。そのバランスが取れているのが、良い街だと思うのです。裏町がないと、そのドロドロした欲望は思わぬところで爆発します。つまり、街にもガスを抜く裏町のような場所が必要ということではないでしょうか。

坂本泉さんは紙に刺繍をします。
モチーフは西洋名画(ゴッホ、セガンティーニ)と山岳です。
そこまではさして珍しいことではありませんが、刺繍の表ではなく裏を展示しています。キッチリ刺繍した表と異なり、裏は鮮やかな色の刺繍糸があちこちに長く伸びて、カオスな状態を見せています。どうしてそんなことを始めたのかと尋ねれば、ある時何気なく裏を見たら、そっちの方が面白かったからだそうです。なるほどなるほど、きっかけは思いがけないところにあるもんですね。

これは裏町の刺繍ではありませんが、どこか人間の奥底にあるエネルギーを彷彿させます。ゴッホの激しい筆致に似た、アナーキーな生命力を刺繍の裏には感じます。気取った表の街の裏に本音の裏町があるように、美しい刺繍の反対側には人間の生(なま)の世界が零れ落ちています。それを発見して自己の表現にまでまとめ上げたのは流石です。今、刺繍は工芸というジャンルですが、明治以前までは純粋美術と工芸の区分はありませんでした。それを再統合したかのような坂本さんの刺繍作品、手仕事の妙味に感嘆致しました。
ご高覧よろしくお願い致します。”

Inside-Out Needles

Izumi Sakamoto solo show @八ガ岳イグレク

2021.08.07-23 sat,sun,mon オープン

ギャラリーイグレク正面
木陰のサインボード
春(ミレー)
糸杉 (ゴッホ)
アルプス雪解け
ブルー八ヶ岳
シルエット(モノクローム)
馬鈴薯を食べる人々(ゴッホ) 黄色い椅子(ゴッホ) 編み物をする娘(セガンティーニ) 

開発好明 新作《テーブルズ》

山梨アートプロジェクト プレイベント

令和2年度 文化庁 博物館等を中核とした文化クラスター推進事業

2021.02.06-03.21

@山梨県立美術館

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テーブルズとは?
作家の意図がだんだんじわじわとわかってきます。
すぐにわかりすぎないことがポイント
参加することで動いて考えて見えてくるその過程が大切です。

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パッチワークつくり

この日はパッチワーク作りに参加
布で絵を描くやり方もあり
やりだすと夢中でチクチクしてしまう
大判スカーフ的にも使える
きょうの自信作発表
皆の成果を見せ合いましょう!

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テーブル使います!!

タイトル:「二人の距離」サウンドバージョン鍵盤ピアノによる会話~三宅島へ

テーブルをはさんで鍵盤ハモニカを使って試します。

音と静けさ、呼吸と息遣い、伝える姿勢、理解と誤解

演者: ともだち 金亮子+坂本泉

2021年2月23日 午前11時から、午後1時からの二回

午前の部はテーブルの端に位置してピアニカトーク
「三宅島へ行くんだって?」
午後の部は移動しながら風の音と一体感を楽しんで♬

タイトル:「二人の距離」ドローイングバージョン

テーブルの真ん中にアクリル板を立てて、二人が両側から絵を描く。

エタノールで消しては何回か(何組か)試す。

二人の遠慮、気遣い、大胆さ、破壊、共有、協力を探る。

演者:大方岳

2021年2月23日 午前11:30から、午後1:30からの二回

二人のペン先は合ったり離れたり
小さな参加者も夢中です
さてどうだった?春の日差しと冬の風

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講演会「私たちが風景です/山梨でアートの種をまく」坂本 泉

代表の坂本が登壇いたします。
前半はこれまでの活動について実践例を報告
後半はインタビュアー下東佳那学芸員との対談形式で和やかに進みました。
プロジェクターは AIRY 10周年 ムービーを放映
現在のエアリーを動かしている
左からペトラ・シロラ/フィンランド(インターン)坂本(ディレクター)大方(コーディネーター)

20名の参加者皆さまありがとうございました!

FM富士に出演しました♪

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甲府いろいろ 第118回

「参加型移動落書きプロジェクト『かいぶつくんの探し物』について

アーティスト活動を支援しているグループ「AIRY(エアリー)」代表

坂本 泉 さんにお話を伺いました。」

ということで生放送約10分、昼の番組に出演しました。

http://fmftp.lekumo.biz/good/9_iroiro/

リンクから録音を聴くことができます!

話したいことが多くて10分に入れるので早口になりました。いつものまったりと違います。3~5月にかけてダウンしていた気持ちがその分浮き上がってきたようです。

気ままな談話でリレートーク

Danika in Cafe Moala

2020_8 Danika Van Kaathoven (オランダ、2018年2月滞在作家)

先月甲府へ帰ってきて自作デザイン本から詩の朗読&即興演奏をカフェ・モアラで小さく開催しました。

現在京都工芸繊維大学院  https://www.kit.ac.jp/uni_index/

作家web: www.danikavankaathoven.com

 こんにちは! ダニカと申します。オランダからのデザイナーです。2018年2月にAIRYの滞在アーティストでした。 甲府にいた時はコラージュを作ったり、写真を撮ったりすることで、日本生活を知ろうとしました。 2月は一番短い月ですけど、すごく充実した時間を過ごすことができました。たくさんの素敵な人に会って、面白いことをたくさん見ました。 それ以来、私を奮い立て、モチベーションを上げてくれました。  

 去年の9月から、京都に住んでいて、デザインの修士号を取得するために勉強しています。日本に住んでもうすぐ1年。時間が経つのが早すぎますね。京都の雰囲気が本当にすき。賑やかですが、決してストレスを感じることがない。鴨川のサイクリングや散歩は四季折々に素敵です。 京都でデザインの勉強をする機会があってよかったです。オランダで勉強していたときとはちょっと違います。コミュニケーションは面白いチャレンジです。講義のメイン言語は日本語なので、先生が教えてくれていることを理解する前に、先生の言葉を翻訳しようとしています。たまに笑ってしまいます。面白い経験ですから。読み書きや話し方を学び直しています。難しいですが、本当に楽しいです。 しかし、必ずしも言語の問題だけじゃないと思います。デザインの方法や文化の違いを理解してバランスをとりたい。たくさん助けてくれる学生がいて良かったです。優しくてまじめな人たちです。もっと作品を見て、もっと話をして、感想を聞きたい。コラボレーションができたらいいな。 オランダの友人や家族とオンラインでよく話しているので、距離感はあまり感じません。こんな風に時間帯の狭間での生活が快適なんです。コロナは私たち全員に同じような影響をしましたけど、皆元気でよかった。  家で仕事をすることで時間の流れが少し遅くなり、変化に適応するためのスペースができました。でも今後またペースを上げていきたいと思っています。 だから数日甲府に帰ってきて本当に楽しかったです。毎回、また友達に会えるのが嬉しい。即興演奏の夜のために開いていることに、いつもありがとうございます!次回を楽しみにしています。 またね!ダニカ

(原文まま 2020.7現在)    

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Noriko& Rina

2020_7 ナカムラノリコ(アーティスト 甲府市出身メルボルン在住)

http://noriko-nakamura.com

お久しぶりです。オーストラリア、メルボルンのノリコです。日本では自粛が少しづつ解除されてきたようですね。
ちょっとオーストラリアと私個人の状況を報告したいと思います。
オーストラリアでは元々マスクをする文化がないので、マスクをしている人は少ないです。日本ではマスク産業が盛んなようですが、こっちでは売っているところもあまり見かけません。自粛生活のレベルは州が決めた規制によってコントロールされてます。現在でも集まっていい人数が決められており、規定人数以上での会合などはバレた場合は罰金。一時的に規制が緩くなってきましたが、ビクトリア州では第二波の影響でまた規制が厳しくなってしまいました。現在室内のカフェやレストランなどはテーブルの間隔を1.5メートル開けなくてはならなく、最大20人までの規制になっています。お店によっては数人しか入れず、テイクアウトオンリーのお店もあります。小さなキャラリーでは入場規制を設けてやっていますが、州が運営するミュージアムや大きな美術館は6月いっぱいは閉鎖されています。個人宅での会合はゲスト5人までとなってます。
私は現在大学院でアートの勉強をしていますが、今年いっぱいは全オンライ授業で行われることが決まりました。キャンパスは現在も閉鎖されています。
オーストラリアでは3月の半ばから7週間のロックダウンがありました。保育園はメディカルスタッフが仕事へ行けるように閉鎖はされませんでしたが、社会全体で自粛モードだったので、私は娘と7週間のセルフ・アイソレーションをしていました。ロックダウン中はお店によっては子連れでの入店を嫌がる店もあったので、なかなか自分では買い出しに行けず、7週間中に家を出られたのは2、3回でした。子供がいると勉強もなかなかはかどらず、焦りからのストレスもありました。毎日娘と草むしりをし、薪ストーブ用の枯れ木を拾う日々。娘との生活を通して諦めるということを学びました。忙しくしない、自分に甘くなる、育児を楽しむ、頑張りすぎない、何事も6割の感覚でする、ちゃんと休める時に休むなど学びが沢山ありました。すごく濃い時間を過ごした感覚があります。
5月の末に娘のリナは2歳になりました。ロックダウン中に歩き出したり、イヤイヤ期にぶち当たったりと、すくすく育っています。現在は楽しく保育園に行ってくれているので、アート活動を再開でき、メルボルンでふたり展も開催できました。
何だかんだいって個人的にはコロナでいい影響もありました。オンラインでの授業は時間の無い子持ちの母としてはキャンパスに行く時間が省けるのはありがたいです。政府からアートに対して多くのグランツが与えられ、オンラインで多くのアート・プロジェクトが盛りあがっています。レストランもお客が私達家族だけとかだったりで、子供が騒ぐと他のお客さんに迷惑になってしまう心配がないので気楽です。あと風邪でも大事を取って会社や学校を休める社会というのもいいものだなぁと感じています。
今年中は海外への渡航は諦めるようにと政府からの呼びかけがあるので、いつ日本に一時帰国できるのか全く見通しが立ちません。来年の春には帰れたらいいなぁと思ってます。その時はエアリーArt& Breakfastお花見バージョンを企画したいなと思っています。また一緒に朝ごはん食べて談笑しましょう。
ではまた会う日まで。(2020.6.27現在)

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Nagisa

2020_5「爽やかな青い風が山梨に吹いています」

三森なぎさ(共同代表、通訳)

AMFY代表

http://air-y.net/wp-admin/post.php?post=9665&action=edit

 誰もが想像もしていなかったこの事態、皆さんも困惑し不安を抱えながら一日一日をお過ごしの事かと思います。AIRY代表の坂本泉さん、このニュースレターの読者はお察しかと思いますが、どのような状況でもただ周りに流されて見過ごすようなタイプの方ではなく、必ずその中に一筋の光を見出だす方であります。

 ちょうど10年前、やはり初夏の頃、私が青年海外協力隊として活動していたキルギスでは国内で激しい暴動が起き、警察とデモ隊の撃ち合いにより数千人の死者が出ました。国民は深い悲しみで辛い涙をたくさん流しました。

 数ヶ月後、アーティスト交流など無理だと誰もが諦めかけていたその夏
黒い帽子とカラフルな衣装をまとって日本から現代アーティスト、坂本 泉がキルギスの空港に降りたのです。中止になったアートキャンプの事は仕方ない、何もないところからの再スタート、手探りで現地の人々と絆を深め、最終週のキルギス・日本の国際交流展示会では会場の床が抜けるほどの来客数を記録し、大成功を収めました。

 このコロナウィルスの感染拡大により、今日、日本ではまさに秩序が崩れ、政治も経済も教育現場もこれまでの軸を失いつつあります。
ここで私たちには何が試されているのか、何を探せと言われているのか。
10年前の異国でのあの混沌とした日常を思い出しながら、私自身問いかけています。泉さんもきっと同じかと。あの時、泉さんが現れアートを通して芽生えた希望の光が、きっとここ山梨でも再び差すだろうと願いを込めて、
今は優しい西日に照らされています。時を経て、祈りを胸に。(2020.5.7現在)

*参照 キルギス[ASIAN REUNION IN SILKROAD]時空を越えて
http://air-y.net/archives/category/blog/archives/1079

Inside-Out /SAKAMOTO Izumi

http://igallery.sakura.ne.jp/dc81/dc81.html

坂本泉 展
SAKAMOTO Izumi
シリーズ Old but GOLD Vol.5

 [Inside-Out] 2012-

《Conscious-Unconscious》からのシリーズとなるインスタレーション。19世紀の西洋絵画をモチーフとして、紙に刺繍を施して再現し、その裏側を展示して見せる。

そこには美大卒業後に2年間勤めた山梨県立美術館で出会った19世紀のフランスの画家ジャン・フランソワ・ミレーをはじめとするFine Artの世界へのオマージュ、そして200年前の「現代」、時間が経って見る200年前という「今」とは何なのかという問いかけがある。

綺麗に見える表の裏側に見える真実の姿。完成とプロセス。裏を表にひっくり返すことで意識の裏にある無意識を見たいという欲求。

希望を見出すには我々はどうしたらよいのか?


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ポスターフライヤー 「泉を探して」 B3版八折り

テキスト: 堀切春水( 歩帆舎)

デザイン:筒井一葉

食品の包装パッケージや紙、毛糸やシーツなど生活に密着したもの、手で作ったものを素材としたインスタレーションを制作し続けるアーティスト坂本泉。アーティストとしての活動を始めて今年で20周年、Artist in Residence Yamanashiの運営を始めて15周年を迎える。

スタイリストやファッションデザイナーという職業に憧れて女子美術大学芸術学部プロダクトデザイン学科に入学。その後、美術の教員として地元山梨で働き、1991年から1994年までの3年間、アメリカで主婦としての日々を送った。

「自分は表現をする人にはなれない。」と思い込んでいた坂本の心を激しく揺るがす重大な出来事との出会いが、アーティスト人生の始まりだった。

1つは2001年に起きたアメリカ同時多発テロ事件(2001年9月11日)。

坂本はすでに帰国していたものの、愛するアメリカが崩れる様子をテレビで見て、ひどく心が荒み、傷つき、塞ぎ込んだという。

もう1つは同年に開催された第1回横浜トリエンナーレとの出会いだった。

多発テロで荒んだ気持ちが癒されただけでなく、それまでに美術のテーマになり得ないと思っていた表現を目の当たりにして強い感銘を受けたという。

「上手い下手ではなく表現したいことが私にもある。」そんな確信が芽生えた。

日本に戻ってからの生活で今まで通り生きていいのだろうかというぼんやりとつかえていた気持ち、多発テロで傷ついた心、横浜トリエンナーレで癒された心、その全てがアーティスト坂本泉として生きることへと導いた。

日本でのアーティスト・イン・レジデンス事業の草分け的存在であるアーカス・プロジェクト(1994年〜、茨城県守谷市)の存在を知った2005年にアーティスト・イン・レジデンスの運営に漠然とした興味を持ち始め、同年、自身が生まれ育った元産婦人科医院を自身の個展「HOSPITAL→HOSPITALITY」を幕開けとしてAIR(アーティスト・イン・レジデンス)として蘇らせ、Artist in Residence Yamanashi(通称エアリー)の運営をはじめた。2007年にはアーティストとして初めてロッテルダムのレジデンス「Kaus Australis(カウス・アウストラリス)」にて滞在制作を体験した。

多くの命が産み落とされてきた元産婦人科医院は、今や甲府という一地方を越えて、日本という国を越えて、たくさんの作品と人と交流を産み出す甲府の貴重な文化的拠点となった。こうしたAIRのディレクターという顔の裏に、礎に、20年来のアーティスト人生がある。

「作品は全て現在進行形であり、結論もなければ完結することもない。」なぜなら全て実験の途であり、自分自身への問いかけであるから。

Wanna be Artist, Searching for Oasis.

泉(=自分自身 / 新たな価値観 / 希望)を探して、制作を続ける。それが生きるということ。

アート談話室

 

Danwashitsu#5

OMOTE x   歩帆舎

映像スクール「KOFU RECORDS」

https://www.nhk.or.jp/kofu/kofurecords/

 

 

 

Danwashitsu#4

Art Lounge [ ART & Society ] with Yuyen Lin-Woywod

Move arts Japanの招聘で来日し、Artist in Residence Yamanashiにてレジデンスゲストとして甲府に滞在したユウイェン・リンウォイウッドをゲストに「アートが社会に提示しうること」を考えます。

世界最大規模の国際芸術祭 documentaでArt Educatorとして勤務経験のある彼女に、アートが社会になにを提示していたか実例とともに話していただきます。

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映像と共にトークするユウイェン、左となり堀切春水(アート談話室)

カッセルという街での開催に意味がある

旧東西ドイツ国境で開催することで将来の統合後のドイツの地理的/文化的にも中心地となることを目指した

第二次世界大戦での大被害地、武器の製造地、ワーキングクラスが住む街

「ドクメンタ」はカッセルで5年に一度開催される現代美術展覧会

終戦後の1955年に設立された

ナチズムの暗闇を追放して抑圧からの解放をスピードアップさせるため

最初のドクメンタは近代美術(ピカソやカンディンスキーなど)に大きな影響を与えた

最近の「ドクメンタ」にはすべての大陸のアートが見られる

しかもそのほとんどはサイトスペシフィック(土地固有)なものである

「ドクメンタ14」2017年、13名のキュレーターによる

カッセル会場:6月10日~9月17日

ギリシャアテネ会場:4月8日~7月16日

「大アートイベントがどのように人々に近寄るか?」

ほとんどの作家が両会場で展示を行った

教育調査:何が変わり、何が漂い、何を残すか?

教育プログラム・学習機関・アーティストランスペースを調査

100日間に100のワークショップを実施

カラオケナイトで唄い!料理ワークショップで喰べる!

アーティストと一般人の出会いは出発地点、私たちは今ここにいる

たとえば「コーラスとウォーク」では物語を共有する

「Narrow Cast」と称されるローカル放送局が半径2kmにラジオ放送

を提供 グローバリゼーションへのアンチテーゼとして

人生で各年齢に所属する組織(インスティテューション)からの解放

ー産院で生まれ、進学して、仕事に就き、施設で死ぬ

アートと図書館がそれを助ける

People of Color(POC), Gender Policy, Gender Equality, Refugee

など大切なトピックをアジアでももっと取り上げるべき

教育やアートは成果が見えにくい そのために時間が必要

秋田のゼロダテから東京へ戻ったばかりのユウイェン

今回のトークのために再び甲府へ戻り、数時間の滞在でまた東京へと

忙しい日程の中をありがとうございました。

「ドクメンタ14」での貴重な体験を共有できたことに感謝いたします。

成果発表展 「Move Arts Japan 展 /アーティストの旅の記録」に登場します

https://www.3331.jp/schedule/004569.html

 

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「アートセンターについて考える」awai x Harumi

Danwashitsu#3

“Discuss about the Art Center”

コーヒー片手にアートにまつわるあれこれを緩やかに話す談話室。

今回は、「アートセンターについて考える」

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長野県松本市で2016年より awai art center を主宰する茂原奈保子さんをゲストに、地方でアートセンターをすることについて、実例や運営方法、地方ならではの醍醐味や難しさについて伺います。

それを踏まえて、甲府でアートセンターをするならどうする?をテーマに、みんなでコーヒー片手にオープンミーティングしたいと思います。

今年の活動の総まとめ、そして新年に向けて新たな一歩を踏み出すためのコーヒーミーティング!

日時:2017年12月21(木)18:30-
会場:寺崎COFFEE(山梨県甲府市丸の内1-20-22)
参加費:1,000円(ドリンク代含む。通常と料金設定が異なります!)
定員:25名程度
主催:Artist in Residence Yamanashi
協力:寺崎COFFEE

予約:artdanwashitsu@gmail.com(氏名、参加人数、電話番号を明記の上、お申し込みください)

※会場の都合上、予約はメールのみの受付となっています。大変お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。ご質問などある方はお気軽にお問い合わせください。
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awai=awai art center 主宰 茂原奈保子(しげはらなおこ)

1987年長野県生まれ、2011年信州大学人文学部卒業。大学卒業後民間企業に勤務した後、東京都内の美術館やギャラリーでの業務に従事しながら複数のアートプロジェクトの事務局を務める。2015年に松本に戻りawaiとしての活動を開始し、翌年4月にawai art centerをオープンした。
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HARUMI=堀切春水(ほりきりはるみ)


早稲田大学大学院美術史学専攻修了。美術館やギャラリー勤務の後、あいちトリエンナーレ2013実行委員会事務局勤務。アシスタント・ディレクターとして編集およびアーカイブ業務担当。その後はNAKAZAKI Tohru HOMEROOMプロジェクトマネージャー(2014年中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス)、ミハイル・カリキス来日公演企画運営(2014年)、宮島達男Relight Project、松井紫朗「手に取る宇宙」など、アートプロジェクトを中心に活動。2014年より甲府市に移住。「アート談話室」主宰(2017年〜)、展覧会「Flowing out」企画運営(2017年〜)。

寺崎COFFEE  http://terasakicoffee.com/

Artist in Residence Yamanashi  http://air-y.net/

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写真で辿る欧州アート・イベントMina × Harumi

Danwashitsu #2
European art and events 2017 following with photos

コーヒー片手にアートにまつわるあれこれを緩やかに話す談話室。

今回は、写真で辿る欧州アート・イベント

世界各地から総勢約50名のアーティストが集い、制作、展示、パフォーマンス、ディスカッションを行うアート・イベントCAMPBASELにアーティストとして参加したAIRYスタッフによるレポート。そのほか、世界最大級の現代アートフェアArt Basel、世界で最も歴史のある芸術祭ヴェネツィア・ビエンナーレ、ヨーロッパ滞在で目にしたAIRやアートスペースについて写真で振り返りながらお話します。

About 50 artists from all over the world gathered, created, exhibited, performed and discussed. A report by AIRY staff who participated as an artist at CAMPBASEL.

In addition we will look back in the photos about Art Basel that is world’s largest contemporary art fair, Venice Biennale that is the world’s most historical art festival,  AIR and more art spaces during staying in Europe.

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日時:2017年8月8(火)18:30-
会場:寺崎COFFEE(山梨県甲府市丸の内1-20-22)
参加費:500円(ドリンク代含む)
定員:25名程度
主催:Artist in Residence Yamanashi
協力:寺崎COFFEE

予約:artdanwashitsu@gmail.com(氏名、参加人数、電話番号を明記の上お申し込みください)

※会場の都合上、予約はメールのみの受付となっています。大変お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。ご質問などある方はお気軽にお問い合わせください。

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mina=井野美奈(いのみな)
1994年群馬県生まれ。現在通信制大学にて教員免許取得中。今年度よりAIRYインターンとしてアーティストの滞在や制作のサポート、撮影などを行う。また、アーティストとしてCAMPBASELに参加。これが初めての制作と展示となった。

Mina was Born in Gunma Prefecture in 1994. Currently acquiring teacher license at communication college. From this fiscal year as an AIRY intern, she supports artists’ stay, creation support, photography etc. She also joined CAMPBASEL as an artist. This was the first creation and exhibition.

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harumi=堀切春水(ほりきりはるみ)

早稲田大学大学院美術史学専攻修了。美術館やギャラリー勤務の後、あいちトリエンナーレ2013実行委員会事務局勤務。アシスタント・ディレクターとして編集およびアーカイブ業務担当。その後はNAKAZAKI Tohru HOMEROOMプロジェクトマネージャー(2014年中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス)、ミハイル・カリキス来日公演企画運営(2014年)、宮島達男Relight Project、松井紫朗「手に取る宇宙」など、アートプロジェクトを中心に活動。

Harumi Completed her MA in Art History at Waseda University. After working at art museums or gallery, she worked at the Aichi Triennale 2013, which is held in Aichi Prefecture every three years (since 2010) and is one of the largest international art festivals in Japan. As an assistant director, she was in charge of editing and archiving work. After that, acting mainly on art projects; Project manager of NAKAZAKI Tohru HOMEROOM (Ichihara Art × Mix, 2014), Planning and Management of Mikhail Karikis’s Screening and Performance(2014), Tatsuo Miyajima’s Relight Project, Shiro Matsui’s “Message in a bottle” etc.

CAMPBASEL http://www.campbasel.com/

寺崎COFFEE  http://terasakicoffee.com/

Artist in Residence Yamanashi  http://air-y.net/

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TOSSO x HARUMI x MIYAKENの談話室

Danwashitsu#1

「芸術祭とアーティスト・イン・レジデンスについて」

About “Art Festival” and “Artist-in-Residence”

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コーヒー片手にアートにまつわるあれこれを緩やかに話す談話室。
今回は、知っているようで知らない芸術祭とアーティスト・イン・レジデンスについて、現場で働いたふたりの体験をもとにお話します。
This is a cozy room where we can speak slowly about matters related to art with a cup of coffee.
About the “art festival” and “artist in residence” we will talk about two experiences who worked on both sites. Please send an application by e-mail.

日時:2017年5月24(水)18:30-
会場:寺崎COFFEE(山梨県甲府市丸の内1-20-22)
参加費:500円(ドリンク代含む)
定員:20名程度
主催:Artist in Residence Yamanashi
協力:寺崎COFFEE

予約:artdanwashitsu@gmail.com(氏名、参加人数、電話番号を明記の上、お申し込みください)
※会場の都合上、予約はメールのみの受付となっています。大変お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。ご質問などある方はお気軽にお問い合わせください。

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tosso=航舳峻一(WATANABE Toshihito)


これまでにAIRY(個人運営/山梨県甲府市)と秋吉台国際芸術村(財団による運営/山口県美祢市)でスタッフとしてAIR(アーティスト・イン・レジデンス)業務に携わる。自身もアーティストとしてスウェーデン・Tomma Rum(参加アーティストたちによる自主運営)、ハンガリー・Partizan art studios(企業による運営)でAIRを経験。2017年はリトアニア、スイス、エストニアのAIRに参加予定。

Tosso has been involved in AIR (artist in residence) work as a staff at AIRY (individual administration / Kofu city, Yamanashi prefecture) and Akiyoshidai international art village (management by Foundation / Mine City Yamaguchi prefecture). He also experienced AIR as an artist with Sweden · Tomma Rum (independently operated by participating artists), Hungary · Partizan art studios (company operated). He plans to participate in AIR of Lithuania, Switzerland, Estonia in 2017.

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harumi=堀切春水(HORIKIRI Harumi)


早稲田大学大学院美術史学専攻修了。美術館やギャラリー勤務の後、あいちトリエンナーレ2013実行委員会事務局勤務。アシスタント・ディレクターとして編集およびアーカイブ業務担当。その後はNAKAZAKI Tohru HOMEROOMプロジェクトマネージャー(2014年中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス)、ミハイル・カリキス来日公演企画運営(2014年)、宮島達男Relight Project、松井紫朗「手に取る宇宙」など、アートプロジェクトを中心に活動。

Harumi Completed her MA in Art History at Waseda University. After working at art museums or gallery, she worked at the Aichi Triennale 2013, which is held in Aichi Prefecture every three years (since 2010) and is one of the largest international art festivals in Japan. As an assistant director, she was in charge of editing and archiving work. After that, acting mainly on art projects; Project manager of NAKAZAKI Tohru HOMEROOM (Ichihara Art × Mix, 2014), Planning and Management of Mikhail Karikis’s Screening and Performance(2014), Tatsuo Miyajima’s Relight Project, Shiro Matsui’s “Message in a bottle” etc.

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miyaken=宮本賢一朗(MIYAMOTO Kenichiro)元 寺崎COFFEEスタッフ
協力:寺崎COFFEE http://terasakicoffee.com/
主催:Artist in Residence Yamanashi[AIRY] http://air-y.net/

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スピーカーのHarumi(中央左)芸術祭について

Tosso(中央右)AIRについて

もう一人のスピーカーMiyaken(右)

AIRの役割

AIRの課題も

約30名の参加者による緩やかな談話室でした。