
自分の絵の前を嬉しそうにウロウロしている和子
その絵はボールペンで描かれていて青と赤の二色だけ クレヨンも少し使う
とりとめなく話すのだがよく聞き取れない
第一印象は面白い人、自由な人、不自由な人
出会いの場面を明るく楽しくウキウキと表現する
金の無心を断られ次第に人間から遠のき野良猫との世界へ入っていった和子
自宅から強制保護されシマちゃんとの別れを迎える
自由だけど不自由 孤独な人生は果てしなく自由
家族なし、生活の制約なし、繋がりは少々
強制保護時に投げつけたものは何か 自由を手放すことへの不安
抵抗とは生き続けることへのエネルギー
和子とは何か 和子の狂気 和子になってみるという試み
*神宮司和子 1953 甲府市生まれ 絵画(2014頃からプラクシスメンバー)短歌
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創作ダンス『和子たち』発表
公演日:2025 年4月26日(土)午後
会場:山梨県美術館一階県民ギャラリー 「PRAXIS展」B室 予約不要、無料
配役:坂本泉(脚本)、浅川洋、川口園子、伊折淑子、鈴木とき
振付け:鈴木つな
音:チェロ 山本護(日本基督教団八ヶ岳教会牧師)