Mina Ino & Felix Kroll

井野美奈  写真 ドイツ在住 エアリーインターン(2016ー18)

フェリックス・コロル  ドイツで教員 山梨大学交換留学生(2018ー19)

滞在期間:2025年 1月ー4月

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Mina Ino_ photography, lives in Germany, AIRY internship(2016-18)

Felix Kroll_teaching in Germany: exchange student at Yamanashi University(2018-19)

Residency_January-April 2025

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Open AIRY 再開します!

【Wandervögel /ワンダーフォーゲル】①Zuhause/ただいま

井野美奈とフェリックス・コロルをゲストに迎えてコーヒー&トークを開催。

ドイツでの日常生活のようすや仕事、家族、食事など身近な話題から入り、できたらシリーズ化して何回か開催できたらと考えています。参加者のみなさんからはこれからのトークの希望テーマを共有してもらいたいです。

タイトル:【Wandervögel /ワンダーフォーゲル】

日程:1月26日(日)13:30ー15:00

会場:甲府市丸の内2ー37ー2 AIRY 二階ギャラリー

トーク:井野美奈、フェリックス・コロル

ドリンク:ヒトトナリ・コーヒー

参加費:¥1000 (1ドリンク+おやつ付き)

予約制:予約制:井野美奈インスタ@fotobybeimina までお申し込みください。

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A coffee and talk event planed with guests Mina Ino and Felix Kroll.

We will start with familiar topics such as daily life in Germany, work, family, and food, and if possible, we would like to hold this as a series some times. We would like participants to share your desired themes for future talks.

date: Sun 26th January 13:30-15:00

venue:Artist In Residence Yamanashi [AIRY] 2F Gallery

fee: ¥1000 w/ 1 drink of hitotonari coffee + kuchen

reservations required: Ino Mina Instagram @fotobybeimina

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– Wandervögel (ワンダーフォーゲル) 古語ドイツでは渡り鳥という意味。

ワンダーフォーゲル運動にはじまるドイツの自由でのびのびとした文化のイメージとドイツの長くて寒い冬から、冬でも太陽光に恵まれる甲府に帰ってきた渡り鳥のイメージ を重ねました。

– 第一回トークは<Zuhause/ただいま> あえて独日表記です。

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Apfelkuchen
美奈とフェリックスのこだわり手作りクーヘンはりんご、ナッツ、シナモンのドイツ定番ケーキ
協力:寺崎コーヒー小渕沢

夕闇迫る小淵沢駅からApfelkuchenを運びます。
この風景はドイツではよくあるシーンとのこと
例えば学校で生徒が忘れ物したり提出物が遅れると
先生はその子にクラスへのペナルティーケーキ提供を要求するらしい
美味しくてユーモアある愛の指導だと思います。


中央線に乗って甲府を目指すApfelkuchen

そして当日を迎えます

コーヒーは安定のヒトトナリコーヒーさんも準備を進めて

二人の共同作品も出番を待って

ご予約いただいた皆さんが到着すれば

渡り鳥たちの登場です。

南ドイツはシュトットガルトからやってきた渡り鳥

美奈が感じたドイツの医療編あるあるをいくつか
ドイツは医療や薬剤の先進イメージあるがこれを聞くと民間療法を重視している
ケミカル薬剤に頼る日本の姿が垣間見える!?

生活、労働環境、政治への意識、などはほぼ予想通り
教師の休日確保や安全な食品入手は日本でもっと高めたい項目
国民が気持ちに余裕を持って日常暮らせる
幸せを感じられる政治設策を切望します。

実際に現地で暮らす人の嫌いに興味津々
謝らない!とか

coffee & kuchen time を経て後半は参加者からの質問タイム

質問は途切れずに時間を越えて熱いトークが続く
フェリックスは日本語混じり英語と時々ドイツ語発音
それを補って日本語通訳で伝える美奈の呼吸もピッタリ
たいへん興味深いプレゼンでした!
参加者の意識は高くたくさんの質問が出て活発な意見交換の場になりました。

【Wandervögel /ワンダーフォーゲル】 第一回 Zuhause/ただいま

世界の窓からドイツを知ることは、いまここで暮らす自分を知ることだと思います。渡り鳥お二人の話を聞きながら、好きなところも嫌いなところも日本ではどうかな、自分に照らしてこれからどうすれば良いのか考えます。その意味で見知らぬ土地の事情を識ることはワクワクします。改めて自分の足元を新しい目で見ることができました。

そして早くも第二回開催の希望をいただきました。3月末から4月初め頃に予定していますので、今回の参加者、今回は予定有りで見送った方々も情報をチェックしていただければ幸いです。

おまけ:

エアリーからはケーテ・コルビッツ(ドイツ)の作品を所蔵する小渕沢の「フィリア美術館」を紹介しました。CDは山本護牧師によるチェロ曲集です。多和田葉子小説集「百年の散歩」によるとベルリンにはケーテ・コルビッツ通りがあるそうです。