2016年5月8日(日)@甲府市遊亀公園芝生広場
「幕絵」って知ってますか?
江戸時代、甲府の街でお祭りの時にそれぞれの店の軒先に飾られた装飾的な大きな幕のこと
甲府独自の風習だったそうです。
(参考資料以下)JC甲府青年会議所より
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/tsubo/037.html
その伝統ある「幕絵」を海外の作家と作ってみようという、ある意味大胆な発想から生まれたこの企画、
今回のプログラムは、JC甲府青年会議所メンバーからの提案でした。
英語版「What is MAKUE?」 を作って作家たちに説明したり、県内の寺院を案内して山梨のイメージを掴んでもらったり・・・果たしてどれだけ作家たちに対して説得力があったかは不明ですが、台湾・イギリス・フランスからの3作家はそれぞれの「MAKUE」デザインを考えてくれました。それも非常に短い期間の中で!
伝統的幕絵のスタイルに近いものあり、ポップな現代的アイデアあり、参加者の自主性に任せられたものあり
作家性+参加者による創造性=いい具合に混ざりあって、おもしろい3枚が仕上がりましたね。
スタートはこんな感じで、予め考えたデザインを軽くトレースしました。
まずはハンナさん(イギリス)と、苺から色つけ始めました。
苺・おにぎり・鯉のぼり・カラス これがハンナさんの甲府のイメージですね。
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二人目はデザインを元に慎重に鉛筆でトレースするチャオさん(台湾) 現代版洛内洛外図のイメージかな。
家並みや電線も上手にできたね!
カラフル町並みの出来上がりです。
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3人目はソフィアさん(フランス)は甲府地図を参考に墨で大まかにドローイングを開始
地図のマークや漢字もヴィジュアルとして捉えらえているのがおもしろいです。
ステンドグラスのような感じで、墨の線の中を自由に塗ってね!
こんなにカラフルに楽しい幕絵ガできましたー親子参加ペアさん、お父さんが夢中です(笑)
これらの作品は8月に甲府市中心街で展示されるそうですので楽しみにご覧下さい。