Artist In Residence Yamanashi AIRY

Natalie Balsan[jours japonais]ニッポン・ダイアリー

 

 

 

 

 

 

アーティスト・イン・レジデンス山梨[AIRY]では、10月1日から12月7日までフランス・コルシカ島よりアーティストを迎えております。滞在中は山梨県内各地を精力的に取材し、時には伊豆下田や松本まで電車で出かけてスケッチや水彩画を制作してきました。また山梨県立美術館に足繁く通い、ミレー作品を多く模写して自国フランスの文化を山梨の地で再確認し、日本画講習会に参加して新しい技法に挑戦するなど10週間の滞在を大いに有意義に過ごしてきました。

フランス人作家の目を通して感じた現在の日本の姿。作家の鋭い感覚。対象を執拗なまでに繰り返し描く行為から生み出される研ぎ澄まされた線。10週間の甲府滞在中に描いた約20点の作品を[Jours Japonais|ニッポン・ダイアリー]と題して発表します。AIRYやワークショップで知り合った人々との交流をもとにモデルとして関わってもらい生まれた作品も多く、レジデンスとして甲府市に滞在しながら制作した成果を見ていただきたくご案内申しあげます。

 

NATALIE BALSAN (ナタリー・バルザン)紹介

ナタリー・バルザン(フランス/ペインター) www.nataliebalsan.com

メゾン・ド・アーティスト・イン・フランス(フランスでアーティストの社会保障を管理する組織)所属

1950年パリ生まれ(60才)

パリで多くの美術映画制作に携わり、1984年にはフランス・オルセー美術館の公式ビデオ制作

後に美術家の道を志し改めて大学で学び、コルシカ島へアトリエを構える。

現在プロのアーティストとして個展・グループ展を多数開催すると同時に、

コルシカ島サルテナ市教育委員会主催のワークショップ[My face My body] 誰でも自信を持って描けるポートレートを通年で実施している。

山梨県滞在は2010年春に続いて2回目。

 

滞在中の活動

2010年10月 9日 

アーティスト・トーク@AIRY

11月 9日 

中学生のためのワークショップ[My Face My Body]@櫛形中学校

11月14日 

大人のためのワークショップ[My Face My Body]@AIRY 

10~11月 山梨県立美術館ミレー作品模写多

12月1~5日 ナタリー・バルザン個展「ニッポン・ダイアリー」@AIRY 

11:00~18:00 休みなし

山梨滞在中に制作した作品の展示と販売

 

今回の山梨県滞在(2010年10月~12月)での美術制作テーマ:

① 山梨県立美術館でのミレー作品模写をもとに作品を仕上げる。ミレーのポートレートから感じられる厳格さや、風景画の持つ広大な水平感に改めて感動をおぼえます。

日本人のポートレートを制作する。(山梨で知り合った人々をモデルに、または電車やバスの中でスケッチ)

③ 日本のもみじの紅葉をテーマにして作品を仕上げる。(ヨーロッパでは紅葉と言えば黄色が多い)

 

update: 2010.11.30

ORGAN LIVE PERFOMANCE

2010.11.19  7:00pm

Hiroki YODA-guitar           Tetsuo NAGASAWA-dj



 

 



 

 



ライヴ放映中 http://momonoki.tv/

update: 2010.11.20

高橋辰雄絵画個展[Steps by Air drawing]空気のように

Tatsuo TAKAHASHI Exhibition [Steps by Air Drawing]

自身のためのリメイクシリーズNo.10 (1995~2000)

2010.11.23(火)~28(日)11:00~18:00

 

ギャラリー・トーク開催

11月27日(土)16:00~ @AIRY

1975年から2000年に至る過去四半世紀、作家の20才代から40才代後半。多様な美術状況の中で、自身の情熱をかけた現代絵画表現へのこだわりを10のテーマに基づいて再構築した「自身のためのリメイクシリーズ」がいよいよ最終回を迎えます。今回は油彩ドローイング・ミクストメディア作品が9セット、新旧あわせて合計27点を展示予定。

それにしてもAIRYで[STEPS by AIR DRAWING]~空気のようにとは何ともオツなネーミングです。AIRYとはAIR(Artist In Residence)の頭文字を取った美術用語の語尾に、Yamanashiの頭文字Yをつけた当アートプログラムの名前。クリエーター達の移動と相互交流を可能にする世界的な大きな流れを’AIR’ ’レジデンス’などと呼んでいます。airyには「空気のような」「空虚な」などの意味もありますね。

airと言えば、最近ではair guitarが耳新しいのでは。ありもしないギターをあたかも弾いているかのように演じる芸人の姿と、実在しないものを視覚化して色やカタチを与えるビジュアルアートには共通するものがある。アートは空気のように大切であり人間にとって不可欠なもの、そして実体のない空虚なものをいかにして表現するかその手段。AIRY命名にはそんな気持ちが込められています。それから「絵有り」、これは駄洒落。

「わたしの絵画はどんどん解体されて、最終的には点と線を残すのみになるのか?最終的には絵画は複合的な影のような存在(air drawing)になるのか?」と自問する作家と、ギャラリー・トークで語り合いましょう。リメイクシリーズ最終回を超えて、次なる挑戦の話も聞けそうです。お楽しみに!

 
WORLD CAFE AIRY 開催
11月23日(火)祝日、27日(土)、28日(日) 午後から

 

 

update: 2010.11.17

エッセー投稿「ナタリーWS in 櫛形中学校」 

ナタリーWS in 櫛形中学校

「『肖像画とは何か』思いつくことを書いてください。」

抽象的な問いかけから始めたナタリー・バルザン(フランス・コルシカ在住、画家)による美術授業は、まだ『肖像画』と聞いてきょとんとする中学生にとってどのように印象に残ったのだろうか。

2010119日、櫛形中学校2年生の一クラスの午後の時間を少しお借りしてAIRY一同はArt Work Shopをアウトリーチした。「[MY FACE MY BODY]誰でも自信を持って描ける ポートレート」というタイトルの通り、モデルをデッサンするシンプルなワークショップだ。地方の学校としてはこうした外部講師による授業の試みは珍しいためか、あちらこちらから先生が見学に訪れた。

ナタリー・バルザンはフランスでは女優・ヨロンド・モローを始めとする著名な映画関係者をもモデルに作品を手掛けてきたキャリアを持ち、人物の情緒的な表情を描くことに長けている。しかし、自らの作品を用いることなく生徒一人ひとりのよいポイントを取り上げて人物画について教えてくれた。自分が見える背景から描いた絵、モデルの頭がはみ出てしまうほど画用紙全体をつかって描かれた絵など、何かに囚われることがない自由な描かれ方を尊重した。また彼女からは指揮者のようにラフなタッチでモデルの全体像を描くことを教わった。首から上だけを描いたり対象物だけが描かれていたりと、始めはどこかに偏りがある描かれ方がしばしば見られたが、最後のデッサンのときには滑らかな線で描かれ、それぞれの表現の幅が広がってくるのを感じられた。

ナタリーは度々「自分が見たままを描く」と主張していた。そんな彼女が授業始めにした問いかけで「Bravo!」とばかりに称賛したのは、「人物をきれいにかく」というような回答がよくあった中で、「人物を特徴的(ユニーク)にかく」という解答であった。「特徴的(ユニーク)」というのは自分が見えたそれ自体のことだろう。彼女が施したことはその視野の捉え方、描き方の自由度を拡大させるものであった。

生徒たちは人物画について向き合い考えた時間はたった2時間弱のことであっても、他者の作品や自分の表現の変化をみることから知らず知らずのうちに様々な発見をし、固定観念が打ち破られたことがあっただろう。

「理科離れ」が叫ばれ、学習指導要領では理系科目へ比重が置かれてくる一方、文化芸術に関わる授業数が削減される傾向にある。生徒たちにはこのような芸術と直向に関われた経験をきっかけに、「これは誰々の作品」という知識優先の視点では気付き得ない、芸術を前にしたとき湧き出てくる様々な疑問や好奇心などの感情を大切にして、豊かな文化と触れる機会が増えることになればと願う。

 

(今村 麻喜子) 

 

 

 

update: 2010.11.16

大人のためのナタリー・ワークショップ

NATALIE BALSAN art work shop [My Face My Body] @AIRY



きょうはじっくりと大人だけでポートレートを描く日

集まった7名の参加者を前に、モデルのポーズをつけるナタリー

モデルと話し合いながら「楽な姿勢で、リラックスして・・・」とアドバイス

 

5分間のドローイングを4回くり返す

何と5分間が短く感じることか!皆真剣そのもの

鉛筆、コンテ、水彩など各自持参の描画材料を使ってすすめる。



ポーズごとに全員の作品を紹介しながらコメントする。

「突然にそこに現れたように、夢見るようにー

「ポエムが聞こえるようなー

「ためらわずに大胆にー

「もっと心で感じてー

「周囲の空気まで取り込んでー 



そしてまた何枚も何枚もドローイング



対象物を見る目と心、人間を見つめるまなざしの深さ、

存在を察する感受性のトレーニング。

——————-

固定観念から自分をほぐして真っ白な心で臨んだ2時間のワークショップ、

老いも若きも、男も女も、経験者も未経験者も

終わった後は皆心スッキリ!

時には大人もこんな時間の過ごし方いかがですか?

次の機会にはぜひご参加ください。

update: 2010.11.15

長沢哲夫個展「運命の赤と黒」BLACK&RED



NAGASAWA Tetsuo [BLACK & RED] 運命の赤と黒

日時:2010年11月16(火)~21日(日) 11:00~18:00

   ー作家は会場で作品を制作しておりますー

 

★期間中のオルガン・ライヴ・パフォーマンス&カフェ&somemore★ 

         予約不要どなたでも参加大歓迎         

 

 11月19(金)19:00~ ORGAN LIVE FERFOMANCE (無料)

         出演: 依田ヒロキ(ギター)、長沢哲夫(DJ)

  11月20(土)、21(日)   午後~ AIRY WORLD CAFE (実費)

★AIRY WORLD CAFEでは今回の長沢展のテーマである「赤と黒」からイメージする飲み物など提供★

★さらにナイスな「赤と黒」ファッションで来場の方には、さらにさらにナイスなプレゼントを進呈★

update: 2010.11.10

NATALIE BALSAN work shop@AIRY

 

大人のための

[MyFaceMyBody] 誰でも自信を持って描けるポートレート

開催が決まりました

人物デッサン経験の有無を問いません、どなたでも自由に参加できます。

 

日時:2010年11月14日(日) 午後1:30~3:30

講師:ナタリー・バルザン(フランス/ペインター)

    2010年10月~12月エアリー滞在作家

開催場所:ギャラリー・エアリー

持ち物:鉛筆、(色鉛筆、水彩絵の具、コンテなど)、スケッチブック

定員:8名

費用:2000円/一人

申込み:当サイトのコンタクト欄からお申し込みください。締め切り11月13日

update: 2010.11.10

NATALIE BALSAN work shop[MyFaceMyBody]@櫛形中学校

2010.11.9 (火)午後1:30~3:20

  山梨県南アルプス市櫛形中学校美術室

  ART CLASS ROOM, kUSHIGATA JUNIOR HIGH SCHOOL

  二年生 34名参加

  34 STUDENTS 2ND GRADE-13,14YEARS OLD

 

美術担任:中込優子先生

WS講師:ナタリー・バルザン、  モデル:中山伸子

通訳:小宮一葉、   用具:今村麻喜子

[MyFaceMyBody] 誰でも自信を持って描けるポートレート

中学生はポートレートについてどのくらい知っているんだろう?

人間の顔や体についてどう思っているんだろう?

フランス人画家と日本の中学生との出会い。

ナタリーは自身のアトリエがあるフランスコルシカ島サルテナ市主催で、このワークショップを通年で行っている。今回AIRY出前出張ワークショップを受け入れてくれたのは、南アルプス市にある櫛形山ふもとの櫛形中学校、美しく晴れた空と見事な紅葉をめでながら移動。最初はやや緊張気味の生徒たちにゆったりと問いかけるナタリー。

 



まずナタリーから「ポートレートとは?」と質問

「人物を上手に描く」「特徴をとらえる」「きれいに人物を描く」「性格まで感じられるように」など

 



実際のモデルを前にしてスケッチ開始

目は常にモデルの存在を確認しながら・・・とアドバイス

段々真剣な表情に変わる

 



「モデルの動勢を捉えるってどういうこと?」

「モデルの全身をイメージするってどういうこと?」

 



時間を区切りながら何回かのスケッチ

次第に腕の動きがスムーズになり、鉛筆が画用紙の上を流れるようにすすむようになると

あちらこちらで「トレビアン!」「すばらしい!」とナタリーからお褒めのことばが。

時間を忘れて自分の作品の中に入り込んでいく

モデルというきっかけを手がかりに素直な自分と向き合ってひたすら描く

 



ワークショップ開催のために授業を提供してくださった学校、2年生の先生方、美術担当の中込先生に感謝

  国籍、年齢、有名無名、境界を超えて

  恥ずかしがらずに自分を表現することの大切さ

  自分自身ととなりの誰かををもっと知るために

 

AIRYではこれからも滞在アーティストによる「出張ワークショップ」を出前いたします。

学校、会社、美術館、図書館など規模の大小を問わずお問い合わせください。

update: 2010.11.10

「さようなら山梨県立図書館」プロジェクト

2010年9月 こうふのまちの芸術祭参加作品

「さようなら山梨県立図書館」プロジェクト  坂本 泉

ー2012年取り壊し移転の決まった現県立図書館へのオマージュー

関連ワークショップーまちのお気に入り絵本つくり

     9月18日(土)参加者6名 三階休憩室

このたび6冊の絵本が無事完成して、図書館ロビーに展示されています。

参加者それぞれが自分と向き合い、一冊のオリジナル絵本を完成させました。

みなすばらしい出来栄え!

近くへ行ったらぜひみてください。

 

 

一階ロビー受付の正面に展示されています。

展示期間は11月2日~11月26日

update: 2010.11.06

風まつり村まつり

2010年10月30,31日、11月1日

 

まだ見ぬ山陰の地、兵庫県豊岡市へ向けて出発

甲府駅Kofu Station20:00ー(深夜高速バス)ー6:00京都駅Kyoto Stationー(JR山陰線)ー9:30豊岡駅Toyooka Stationー(送迎車)10:00三原谷Miharatani

豊岡駅からは車で、霧のかかる山間の村へと進みます。

 

12時間の移動を経て、目的地の旧大森小学校到着

これから始まる三日間の風まつり舞台へ。

 



昭和38年建築の鉄筋2階建ては山々を背景にひっそりと佇む。

神戸市明石が本店の「ギャラリー風来」プロデュースによる

地元農家からの提供食材を用いた「三原谷ランチ」

 http://fuuki.cocolog-nifty.com/blog/

まつり実行委員会の皆さまによる

野菜、海産物市場など山海の恵みが揃う市場もあります。

http://www.iimono39.jp

 

 

 

さてさて本命は「三日間の学校ギャラリー」

二階展示場4教室では展示準備完了

中村 仁 NAKAMURA Jin  「旅するハコ」

www.nakamurajin.com

 



森田 節子 MORITA Setsuko  (右から2番目)

ワイヤー、植物を使って独特の自然観を表現

お客様との歓談も楽しみのひとつ。

 

 



神林 學 KANBAYASHI Gaku 「バード・マン」 ワイヤー、紙

人体が動物が彼の手から生み出されて

やがてワイヤーたちは命を吹き込まれていく。

 



 

坂本 泉 SAKAMOTO Izumi  

「PLASTIC WORLD」 プラスティック・バッグ

旧大森小学校校歌(過去)XPLASTIC WORLD(現在)=未来のカタチ

コラボレーション:三輪 晃(校歌斉唱VIDEO)

 

 

その他落語会、写真家の映像会、民謡、そば打ちなど盛りだくさん

三原谷地区まつり実行委員会とギャラリー風来の共催により実現

小さな小さな村での三日間の出来事

まつりが終われば皆もとの生活に戻っていく

いつもと変わらない日々の生活の中で

谷まつり村まつりの出会いと興奮がいつまでも

グルグルとまわり続けている。

————————————-

村まつりをあとにして一路神戸へ移動、

六甲山麓で開催されている屋外展は今年が第一回目 

「六甲ミーツ・アート」芸術散歩2010 [ROKKO MEETS ART]

11月初めの六甲山麓はもう初冬の気配です。

 

 

開発好明 作             

「暖冷蔵庫」 全景 (寒い部屋入り口側から見る)

 

 

暖かい部屋入り口

 

暖かい部屋と冷たい部屋が同時に体験できる

それも従来の冷蔵庫の電気使用料金だけで。

エアコン外置き機からムッと熱気を感じたり

台所の冷蔵庫裏で排気が熱を持っていることってある。

六甲山を訪ねた11月2日はすでに肌寒く

暖かい部屋に入ってHOTを味わうCOOLな体験でした。

update: 2010.11.04

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