『回顧の処方』坂本泉個展

会期:2025年

10月25日(土)26日(日)11月1日(土)2日(日)3日(月) 11:00-17:00

会場:Magic Print

〒409-3601 山梨県西八代郡市川三郷町市川大門896

内容:

坂本泉の今年最後の個展を開催します

1980年代(教員時代)と90年代(アメリカ時代)の作品に絞って回顧的な展開

油彩、リトグラフ、ドローイング、旅日記など微熱時代のモノたち。興味対象が安定せずフラフラと貪欲に足を突っ込んでいたころ、そんな自分がイヤで劣等感に苛まれていたころ。しかし、これからの人生と制作のために過去を振り返り整理する必要を感じ、自己肯定するステップとしての処方という提案です。

元履物屋の店舗をリノベーションした注目の活版印刷所での展示は活版ツールと美術作品との共演が楽しみです。風情ある市川大門の街を歩き、クールな活版印刷所を愛で、回顧的な作品に触れる
秋の一日をお楽しみいただければ幸いです。


*初日10/25(土)レゴ活版印刷ワークショップ 開催(無料)*
          by 活版ゾンビーズ

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『回顧の処方』坂本泉個展へ寄せて 宮田龍二

“自分が見えなくなるくらい無我夢中になっていた時じゃなくて
すっぱりとやめて解放にひたるわけでもなくて
心のなかにちらかしていた情熱を
燃え尽きてしまわないようにと
大切に大切に消費しながら
経験に置き換えていた微熱の層

誰に見られても恥ずかしくないようにとか
女の子はおしとやかにとか
いいお嫁さんになれるよ
世の中すべてにかけられた呪いは
生まれ持った明るさを孤独にして
創作の影にうす暗く光っている

静かにお留守番していた家に忘れていた音と素足で踊ってみたかった
諦めて壊した心に棘が刺さった日をただぼんやりと見てみたかった
どこまで行ってもそこに在り続ける自分といつかおしゃべりしてみたいと思っていた
ゆるされるなら巡りたい 回顧する 微熱の時代”