7月の読書カフェ/写真展

日時

7月12日(土)11:00ー18:00

会場

gallery AIRY

写真展 江田宏貴 Hiroki Kouda 『渦の中』

鳥取県出身 甲府市在住

今回はあるモデルに焦点を当てて撮りおろしたすべて新作を展示いたします。先日撮影を終えたばかりです。撮影場所はさてどこでしょうか

互いが染まりすぎることなく心地よく暮らしていける世界を願うという作家の写真作品

今回は「渦」がテーマ、、または「渦」に巻き込まれる人間をテーマにした写真が並びます。     これらの写真と作家の世界観をお楽しみいただければ幸いです。

insta @hirokikouda

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焼き菓子 suu

山梨県富士川市の小さな焼き菓子屋
お客さまが飾ることのない”素”の自分でいられて
何気ない日常に彩りや癒しを感じられるような
焼き菓子や空間を作っています。

insta @suu_yakigashi

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読書カフェと飲み物 ヒトトナリコーヒー

insta @hito_tonari_coffee

各月の選書と、コーヒー・ソフトドリンク提供

今回は、江田宏貴写真展『渦の中』の計画と運営を担当

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*来場者皆様には、必ず1ドリンク注文をお願いいたします。

*お車は近隣のコインパーキングへ駐車をお願いいたします。

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左から ヒトトナリコーヒー、江田宏貴・あゆみ、Suu

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あずさ@訪問記 

による記事が秀逸なのでここに掲載させてもらいます。

【AIRY】江田宏貴写真展「渦の中」を見に行く

https://note.com/azusa183/n/n7c85a106b934

6月の読書カフェ

日時
6月21日(土)11:00-17:00

会場
gallery AIRY

📚コーヒーと本
ヒトトナリ・コーヒー
@hito_tonari_coffee
*要1ドリンク注文

🖼️展示と販売
出前anko
@anko_annoan

“昨年7月より甲府市徳行でスタートした就労継続支援B型事業所「anko」です。
ankoの個性あふれるメンバーは日々、ユニークで魅力あふれる商品をひとつひとつ心を込めて作っています。それらの商品はかわいくて、時にくすっと笑えるユーモアがあり、毎日がちょっと楽しくなりそうな気がします。
少しでも多くの方に、それらの商品を手に取っていただけたらと始まった「出前anko」

色々なジャンルの色々な場所へ、できたてほやほやのanko選りすぐりの商品を持ってお邪魔します。AIRYではてどんなコラボレーションができるのだろうかと今からわくわくしています。コーヒーのお供にしてほしいコースターもたくさんお持ちします。どうぞお気軽に遊びにいらしてください。”

🎹ピアノ演奏
13:00-13:30
アレクサンドリン
@arekusando_rin
*投げ銭歓迎
(桜座ピアノが使える♡巻上公一由来の!)

“はじめまして!アレクサンドりんです。
音楽の世界が好きので、この美しくて眩しい魔法っぽい世界に存在ができるかどうかやってみたいのでピアノを弾くのは続けています。たくさん日本の素敵な歌を聴かせてくれました。驚かれていて、心に残っている感謝や憧れなどはどんな表現になれるか楽しみです。”

今宮正陽 Masaharu IMAMIYA /japan

2025年4ー5月 エアリー滞在作家

今宮正陽 Masaharu IMAMIYA

甲府市生まれ

宮城県 (現在居住地)

ドローイング、エッチング

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滞在成果発表展 (2日間開催@AIRY)

\\\5月24日(土)11:00-18:00⇛ 展示とワークショップの日///

line drawing workshop 13:30-15:00 基礎編・応用編含む

無料、事前予約制(facebook, instagram DMへ名前と電話番号)先着8名程

ラインドローイング参考作品

紙と鉛筆を用いて自由な線から形を発見するワークショップ。基礎編は線を自由に描いてその集積の中からかたちを見出すことによって、自分の想像力を高めるドローイングのプログラムです。紙と鉛筆があればどんな人でもできます。応用編では参加者が想像した言葉を持ち寄って、(例えば「ダイヤモンドでできた愛宕山」)ドローイングをするものです。自身の想像力を更に高める一助となるプログラムです。これも紙と鉛筆があればできます。

「甲府から世界に線をひく」基礎編

甲府盆地を見回すと、私たちは実にスケールが大きい「線」に囲まれて生きていることに気づく。甲府盆地から「線」を借りて、自分の想像力を引き出そう。ドローイングはアートの基本であり、その中でも「線」は最も重要な要素と考えられる。そこで、線を物怖じせず、子供のように自由に引く(弾く)ことができるようにするのが当ワークショップの目的である。

「甲府から世界に線をひく」 応用編

基礎編を踏まえた上で、今度はその「線」を組み合わせて「かたち」を発見していく。これができれば、想像力で絵が描けるようになる第一歩です。「線」はドローイングの基本だけど、基本だからといって簡単なわけではない(むしろ一番難しい)。しかし「かたち」を「線」の集まりとして捉えれば、段々と色んなことが見えてくる。そして、絵というものが本質的に、人間の想像力から生み出されることを認識できるようになるのが、この応用講座の目的である。

5月 25日(日)11:00-17:00 ⇛展示とアーティストトークの日

1ドリンクオーダー @ヒトトナリコーヒー

artist talk 13:30-15:00 予約不要

  私の作品は、この世界においてさまざまな人間の行為が同時多発的に発生し、それらが互 いに連鎖し合うことによって、因果を紡いでいく相を表現しています。私にとって、作品の 構成要素のなかで最重要なものは「線」であり、そのような線を自由に具現化するとき、 自分では予想しなかった物語を発見することがあります。線から始まりそれらが合わさる ことによって、かたちが形成され、そのかたちが意識と無意識のはざまで、私の記憶や想 像による人物や異形のものに変容していくのです。このようにして私はドローイングやエ ッチングを主軸として創作活動をしてきました。

 少年時代、私はいつも山々の稜線を眺めていました。生まれ育った山梨県甲府市は四方を 山で囲まれているので、まるで巨大なサラダボウルの底にいるようでした。しかしなが ら、サラダボウルと違って山々の稜線は自然によって変化します。木々や風、霧や雲だと かあらゆる要素がそのかたちを一年中絶えず変えていくのです。年月が流れ、ロンドンで 大学院生だったとき、私は公園の樹木を見て、木の枝全ての線がそれぞれに美を内包して いるのだと気付きました。つまりこの世界にある自然の線は正誤の概念から独立して存在 しているのだと。同時にそれは少年時代、常に稜線に囲まれて育った自身の感性との邂逅 でもありました。以来、私は制作において、何者にも囚われない線を存在させることを最優先とし、その線によって形作られるものたちが物語る絵の制作をしています。

経歴

2015年 英国王立美術学校(Royal College of Art)より美術修士号(MA in Fine Art), 2008年 多摩美術大学美術学部絵画科版画専攻より美術学士号

受賞

2024年 大木美術作家記念助成基金(山梨県)

2024年 長崎県南島原市アートビレッジ・シラキノにて冬期(1月~3月)滞在制作

2018年 米国コロラド州 アンダーソン・ランチ・アーツセンター 滞在制作賞 (Anderson Ranch Arts Center residency prize)

2017年 第一回公募おやべ造形展 特別賞(富山県小矢部市)

2015年 英国王立版画協会(Royal Society of Painter -Printmakers)からグウェン・メイRE 賞 (Gwen May RE Student Prize)を受賞

2015年 第一回ルネ・カルカン国際版画展 (René Carcan International Prize for Printmaking)(ベルギー・ブリュッセル)にてグランプリを受賞

2014年 英国王立美術学校よりファインアート奨学金 (The Fine Art Bursary)

展覧会

2024 アポロンのひも理論展: アートビレッジ・シラキノ (長崎県南島原市) 滞在作家成果展

2023 Small But Mighty: Bankside Gallery (イギリス・ロンドン) International Original Print Exhibition: Bankside Gallery (イギリス・ロンドン) Annual Exhibition: Il Bisonte gallery (イタリア・フィレンツェ) THE CODEX PROJECT -Year 3: WP gallery (アメリカ・フィラデルフィア)

2018 Open Studio: Anderson Ranch Arts Center (アメリカ・コロラド州アスペン) BOOTH: Anderson Ranch Arts Center,  (アメリカ・コロラド州アスペン) アートの今: アートハウスおやべ (富山県小矢部市)

2017 第1回公募アートハウスおやべ現代造形展

2016 The Masters: Bankside Gallery (イギリス・ロンドン) Diablo Printmakers Guild First National Juried Exhibition: Harry Wood Gallery, Arizona State University (アメリカ・アリゾナ州テンピ)

2015 SHOW 2015, Royal College of Art Graduate Exhibition: Royal College of Art (イギリ ス・ロンドン) Objects of: Cafe Gallery (イギリス・ロンドン) The René Carcan International Prize for Printmaking: BELvue museum (ベルギー・ブ リュッセル)

2014 Bainbridge Open 2014: Embassy Tea Gallery (イギリス・ロンドン) Yesterday’s Wrong Thinking: Cafe Gallery (イギリス・ロンドン) RCA Secret: Dyson Gallery, Royal College of Art (イギリス・ロンドン) Work in Progress: Royal College of Art (イギリス・ロンドン)

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1日目:展示とワークショップ

wsを前に参加者が集まってきます
まずは作品を観てもらい話が弾みます
作品は事前に制作したものを持ち込んでくれました。
テーマ『甲府から世界に線をひく』
映像は自身が高校時代まで住んだ甲府市北部を再訪して撮ったもの
当時とあまり変化がなかったと安心した様子です。
この後、洋の東西の巨匠によるドローイング作品鑑賞を通して
作品に対する作者の意図について思いを巡らせました。
いよいよ鉛筆を手に取りまずは8本の線をひきます
直線、曲線、長く、短く・・
私たちはスケールの大きな線に囲まれて生活していることに気づく
生活の中から線を借りて自分の想像力を引き出そう!
ドローイングはアートの基本であり重要な要素
物怖じせず自由に線をひく、引く、弾くことができただろうか
参加者は初めはできるかなと不安があったものの
講師による導入段階を経て
夢中で手を動かし
まるで手が踊っているように一気に描き上げました。
またやってみたい!自分でも描いてみたい!との声あり

2日目:展示とアーティトトーク

興味深いタイトルから始まります
『私のOdysseia』とは?
オデュッセイア』(古代ギリシア語イオニア方言ΟΔΥΣΣΕΙΑ(Ὀδύσσεια)、古代ギリシア語ラテン翻字: 「詩人ホメーロスの作」として伝承された古代ギリシアの長編叙事詩。題名は「オデュッセウス(について)の(詩歌)」の意味。神の呪いを受けて長年さまよった英雄が故郷に帰還し、自分の家にはびこる敵を倒す物語。ーwikipediaより
小五で制作した美術研究所時代の銅版画
後に振り返って大きな意味のある作品となった。
この時代に何物にもとらわれず自由に線をひいていた自分に
もう一度戻れるだろうか?
葛藤と模索の時代が続いたという。

王立美術大学院 Royal Collage of Art
世界からの留学生と混じり合い芸術に励んだ時代
自分のスタイルを求めて試行錯誤の日々は続き
ある夏、旅の途中で突然に降りてきたインスピレーションとはー
古代ギリシャのオデッセイア神話になぞらえた作家の
長旅からの帰還は続きますが
山梨再訪で見出した線を内在化して居住地に戻ります。
約30年に及ぶ不在の時間が機が熟し、発酵して
必然的にふるさと邂逅へと導かれていくのを感じました。
やはり時間は大切です
時が経過してこそ見えてくるものがあるのですね!

展示、ワークショップ、アーティストトークへの参加者みなさま、

ヒトトナリ・コーヒーのおいしいドリンク提供に感謝します。

ありがとうございました。

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いつも緻密なnote記事を書いてくれる「あずさ@訪問記」さんから今回も届きました。良い写真、マメなキャプションなどメモ能力に脱帽します。ぜひこちらも覗いてみてください。

https://note.com/azusa183/n/n1ee4bbc52fad

読書カフェ始めます!

【OPEN AIRY】「 読書カフェ」 ヒトトナリ・コーヒー企画始めます

📚日時 3月23日(日)11:00-16:00

📚会場 AIRY 2F ギャラリー

📚内容 自分のオススメ本を持ち寄りコーヒーを飲みながら読む。(そこに集まる人と本などの話をしたり、コーヒーを飲むだけでも可)

📚参加費 参加無料、ドリンクオーダー必須

詳細はヒトトナリコーヒーインスタアカウントでご覧ください
@hito_tonari_coffee

そう、3月末と言えばお向かい舞鶴小学校の桜便りも聞こえる頃、ベランダでぼんやり過ごすのもありです🌸予約なし、当日直接お越しください。

ノリコナカムラ Noriko Nakamura /Australia

2025年4月エアリー滞在作家

甲府市生まれ

オーストラリア在住

インスタレーション・彫刻 

https://www.instagram.com/norikonakamuracat/?hl=ja

日本の高校を中退してオーストラリアの高校に編入と卒業。ロンドン→メルボルンでファインアートと彫刻を学ぶ。アーティスト・ラン・ギャラリーで運営メンバーとして5年間活動。大学講師としてレクチャラー、ワークショップ講師などの経験を持つ。主にメルボルンで個展を開催。今年から博士課程をメルボルン大学で学ぶ。出産の経験を通し二元論や生物的なジェンダー差などに疑問を投げかける作品を制作している。

Nakamura uses stone carving to make installations, drawing on ideas of Japanese Shinto animism and ritualistic practices, and investigates what arises from generating forms with natural materials. Her recent work explores shifts in the subjectivity of the maternal body and suggests the womb as fullness of complexity. Nakamura first studied Fine Art Foundation at Byam Shaw School of Art at Central Saint Martin’s College, London followed by undergraduate studies with honours from The University of Melbourne’s Victorian College of the Arts (2011) and completed a Master of Visual Art from Latrobe University (2024). She is currently undertaking a PhD in Visual Arts at the Victorian College of the Arts; Melbourne University.

Recent solo exhibitions include: ‘In the beginning was Chaos’, Composite Moving Image Agency & Media Bank, Collingwood Yards (2023), ‘The force that the warrior adopts during the evolution of the pale pink rose’, Caves, Melbourne (2019), ‘Erosion’, Gertrude Glasshouse, Collingwood (2018). Selected group exhibitions include: ‘Maternal inheritances’, Latrobe Arts Institute, Latrobe University, Bendigo, curated by Amelia Wallin (2023); ‘wHole’, Heide Museum, Bulleen, curated Melissa Keys (2022); ‘Choose Happiness’ Murray Art Museum, Albury NSW curated by Serena Bentley (2021), and ‘Interrupted Expenditure’, RM Gallery, Auckland, New Zealand (2014). 

Artist Statement 

My artistic practice investigates the connection between the maternal body and the forces of the earth, reflecting on my experiences of pregnancy and childbirth. I create limestone sculptures using only hand tools, including prune saws, chisels, rasps, a mallet, and sandpaper. Drawing from the Japanese Shinto animism perspective, this slow, labour-intensive, physically intimate, and intuitive process allows me to build a relationship with the stone. I see the similarities between the formation of limestone and the growth of a baby in the atomic fluid; the transformation of limestone and pregnancy embody possibilities. My stone carving practice aims to shift the subjectivity of the maternal body and beyond


Womb, 2024, Limestone, 39cm x 36cm x 28cm

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アーティストトークと対話 in 読書カフェ<ヒトトナリ・コーヒー>

前半は作家によるプロジェクター自作紹介と解説を行い

後半は作家と会場の皆さんが自由に語り合う小さな対話の時間を持ちます。

お気軽にお出かけください。

📚日時 4月13日(日)13:00-14:00

📚会場 AIRY 2F ギャラリー

📚予約不要 1ドリンクオーダー <ヒトトナリ・コーヒー> 必須

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Body Transformation/身体の変容

女性の身体変化や子宮・出産・母性などを、アートの文脈として語る場を作ることをテーマに活動継続する作家である。石灰岩彫刻、ドローイング、インスタレーション、テキスト、映像を媒体とする。アニミズムや縄文文化から大きな影響を受けている。

2014年9月 こうふのまちの芸術祭 参加

2019年11月 プレゼンテーション@山梨英和大学 @AIRY

2021年11月 やまなし短編映画祭上映「母性と混沌」10min

2022年11月 同上映「In the beginning of Chaos」7min

実生活では出産以来の仕事と制作の場面で、女性の存在と主体性を提示する概念を研究し、修士号から現在は博士号取得へと研究を進めている。

素材は石灰岩を手彫り(木槌、ノミ、やすり)、サンゴや貝などの生物の遺骸が堆積した岩を使用することで、素材の変容を暗示する。また手作業は型を押し付けず作業を遅くする意味もある。彫る過程で生じる破片は土に戻すことで素材を循環させている。

出産後の混乱を経て当初の生々しい表現から、最近ではより抽象的に ’女性であることの痛みと喜び’ を表現できるようになったという。

                    一部写真 : あずさ@訪問記 撮影


         協力<ヒトトナリ・コーヒー>読書カフェ

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いつも記事を書いてくださるazusa@訪問記さんの記事はコチラから

【AIRY】ノリコナカムラ、アーティストトークを見に行く

https://note.com/azusa183/n/n283bf07a1b03

抗いと巡礼の身体

坂本泉個展『PLASTIC COLLECTION /プラコレ2003-』

+創作ダンス『和子たち』


坂本泉個展『PLASTIC COLLECTION /プラコレ2003-』
2023 @Ceallaigh Norman

進行形ジャンクファッションプロジェクト

食欲を刺激するプラスティックパッケージは飢餓と飽食、 拒食と過食を同時に暗示し

世界中の食材を貪欲に搾取して体は作られプラステックは外皮となる

ノイズを発しながら私たちはどこを目指すのか

極彩色のコレクションは日本と世界各地でランウェイを刻み

身にまとう彫刻は現地の光に照らされ影をつくり聖地巡礼の旅は続く。

2010 @Ippu SAKAMOTO
2012 @Ippu SAKAMOTO
2012 @Tesuo NAGASAWA
2017@Tosso WATANABE
2020 @Satoru TAKAHASHI
2021 @Aki YAMAMOTO
2022 @TOBE
2022 @Yuki TANZAWA
2025 @Mina INO

Plastic Collection Runway List    2025.4

2009  長野県小布施玄照寺苗市

2009  身延高校学校ギャラリー

2010  ギャラリーイノセント

2010  釜無川仮装大会

2010  兵庫県豊岡市三原谷学校ギャラリー

2012  旧山交デパート屋上遊園地

2012  AIRY屋上

2017  スイス バーゼル・アートキャンプ

2020  短編映画撮影「魔法少女Me」

2020  東京タワー

2021  愛宕山 結フェス

2022 伊香保温泉渋川アートリラ

2022  榛名湖アーティスト・イン・レジデンス

2022  山中湖

2022  富士浅間神社

2025  山梨県立美術館

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さらに今回は抗う人和子をモデルに創作ダンスを組み立ててみる。

創作ダンス『和子たち』公演 

日時:4月26日(土)13:30~

会場:県民ギャラリーB室 坂本泉、長澤哲夫 二人の個展併設展示場内

神宮司和子 初期作品

その名は和子 その絵はボールペンの黒青赤だけ

舌と脚は縺(もつ)れて 絡(から)まる

しぶとく 自由で 不自由な人

金の無心を断られ次第に人間から遠のきノラ猫と愛の交歓するも

強制保護されシマちゃんと今生の別れ

家族なし 生活の制約なし 病と加齢 そして孤独

抵抗とは生きることへのエネルギー

和子の狂気 ダークミューズ和子に各自の身体を重ねてチーム「和子たち」は踊ります。

チーム「和子たち」 坂本泉(脚本)浅川洋 川口園子 伊折淑子 TOKI

振付け:鈴木つな

音:チェロ 山本護(日本基督教団八ヶ岳教会牧師), t2o

*神宮司和子 1953 甲府市生まれ 絵画 短歌 2014- PRAXISメンバー

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azusa@訪問記さんの記事はコチラから、ありがとうございます!

【県民ギャラリー】坂本泉個展(PRAXIS2025)を見に行く

https://note.com/azusa183/n/n8adcad73440b

創作ダンス『和子たち』

神宮司和子による初期作品

         創作ダンス『和子たち』とは

その名は和子 その絵はボールペンの青と赤だけ

舌と脚は縺(もつ)れて絡(から)まる

しぶとく 自由で 不自由な人

金の無心を断られ次第に人間から遠のきノラ猫と愛の交歓するも

強制保護されシマちゃんと今生の別れ

家族なし 生活の制約なし 病と加齢 そして孤独

抵抗とは生き続けることへのエネルギー

和子の狂気 ダークミューズ和子に自分を重ねて

チーム『和子たち』は踊ります

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チーム『和子たち』/ 坂本泉(脚本)、浅川洋、川口園子、伊折淑子、TOKI

振付け:鈴木つな

音:チェロ 山本護(日本基督教団八ヶ岳教会牧師) DJ t2o

協力:ダンスクラブ@マネキン堂

*神宮司和子 1953 甲府市生まれ 絵画、短歌 2014-プラクシスメンバー 

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厳かなチェロの演奏から始まる
自作の絵をけなされて受け入れてもらえず苦しむ和子 第一場面
次第に認めてくれる人が現れた喜び
互いの痛みを手当てしながら進む痛みの行進 第二場面
第三場面ではまず野良ネコしまちゃんが登場
睦み合う和子と野良猫しまちゃん
そして和子の短歌から抜粋編集した自由を求める詩歌の群読が轟く
闘う姿には各自の人生の辛さを重ねて
自由を求めて抵抗の果てに力尽きるが
やがて少しづつ再生し
新しい命、新しいステージで生きることを誓う
無事に全行程を演じ切り束の間の安堵
そこへ観客として観ていた和子が登場して満場一致の拍手をもらう
間違いなくこの日のピークを迎えた瞬間
最後に演者とスタッフで記念写真に収まる
ダンス会場で増殖する和子
和子遠景など

 無事に終演いたしました。準備期間一年を経て、この日この場を迎えることができ感無量です。関わってくれた全ての皆さま当日参加の皆さま声かけくださった皆さまに感謝を申し上げます。ありがとうございました。日々変容する私たちの身体は老化より成長、その過程を確かめつつ労り自分の身体を愛おしむことを学びました。その気付きをくれたのが他でもない神宮司和子、チーム名で演目名でもある和子本人です。病や老化、弱っていく人生に抗い戦う人、人生とアートのダークミューズでありたくさんのインスピレーションをくれる。結果、人と人を結びつける人です。

そんなお節介なわたしたちチーム『和子たち』紹介

川口園子 浅川洋 伊折淑子 坂本泉(脚本)TOKI

振り付け 鈴木つな

チェロ 山本護 八ヶ岳教会牧師音響 t2o

映像 ハザマユミエ

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鈴木つな(振り付け)によるnote「和子をめぐる人々」はコチラからh

https://note.com/magurocan/n/ne8cf5hurituke6dad973

Mina Ino & Felix Kroll

井野美奈  写真 ドイツ在住 エアリーインターン(2016ー18)

フェリックス・コロル  ドイツで教員 山梨大学交換留学生(2018ー19)

滞在期間:2025年 1月ー4月

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Mina Ino_ photography, lives in Germany, AIRY internship(2016-18)

Felix Kroll_teaching in Germany: exchange student at Yamanashi University(2018-19)

Residency_January-April 2025

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Open AIRY 再開します!

【Wandervögel /ワンダーフォーゲル】①Zuhause/ただいま

井野美奈とフェリックス・コロルをゲストに迎えてコーヒー&トークを開催。

ドイツでの日常生活のようすや仕事、家族、食事など身近な話題から入り、できたらシリーズ化して何回か開催できたらと考えています。参加者のみなさんからはこれからのトークの希望テーマを共有してもらいたいです。

タイトル:【Wandervögel /ワンダーフォーゲル】

日程:1月26日(日)13:30ー15:00

会場:甲府市丸の内2ー37ー2 AIRY 二階ギャラリー

トーク:井野美奈、フェリックス・コロル

ドリンク:ヒトトナリ・コーヒー

参加費:¥1000 (1ドリンク+おやつ付き)

予約制:予約制:井野美奈インスタ@fotobybeimina までお申し込みください。

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A coffee and talk event planed with guests Mina Ino and Felix Kroll.

We will start with familiar topics such as daily life in Germany, work, family, and food, and if possible, we would like to hold this as a series some times. We would like participants to share your desired themes for future talks.

date: Sun 26th January 13:30-15:00

venue:Artist In Residence Yamanashi [AIRY] 2F Gallery

fee: ¥1000 w/ 1 drink of hitotonari coffee + kuchen

reservations required: Ino Mina Instagram @fotobybeimina

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– Wandervögel (ワンダーフォーゲル) 古語ドイツでは渡り鳥という意味。

ワンダーフォーゲル運動にはじまるドイツの自由でのびのびとした文化のイメージとドイツの長くて寒い冬から、冬でも太陽光に恵まれる甲府に帰ってきた渡り鳥のイメージ を重ねました。

– 第一回トークは<Zuhause/ただいま> あえて独日表記です。

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Apfelkuchen
美奈とフェリックスのこだわり手作りクーヘンはりんご、ナッツ、シナモンのドイツ定番ケーキ
協力:寺崎コーヒー小渕沢

夕闇迫る小淵沢駅からApfelkuchenを運びます。
この風景はドイツではよくあるシーンとのこと
例えば学校で生徒が忘れ物したり提出物が遅れると
先生はその子にクラスへのペナルティーケーキ提供を要求するらしい
美味しくてユーモアある愛の指導だと思います。


中央線に乗って甲府を目指すApfelkuchen

そして当日を迎えます

コーヒーは安定のヒトトナリコーヒーさんも準備を進めて

二人の共同作品も出番を待って

ご予約いただいた皆さんが到着すれば

渡り鳥たちの登場です。

南ドイツはシュトットガルトからやってきた渡り鳥

美奈が感じたドイツの医療編あるあるをいくつか
ドイツは医療や薬剤の先進イメージあるがこれを聞くと民間療法を重視している
ケミカル薬剤に頼る日本の姿が垣間見える!?

生活、労働環境、政治への意識、などはほぼ予想通り
教師の休日確保や安全な食品入手は日本でもっと高めたい項目
国民が気持ちに余裕を持って日常暮らせる
幸せを感じられる政治設策を切望します。

実際に現地で暮らす人の嫌いに興味津々
謝らない!とか

coffee & kuchen time を経て後半は参加者からの質問タイム

質問は途切れずに時間を越えて熱いトークが続く
フェリックスは日本語混じり英語と時々ドイツ語発音
それを補って日本語通訳で伝える美奈の呼吸もピッタリ
たいへん興味深いプレゼンでした!
参加者の意識は高くたくさんの質問が出て活発な意見交換の場になりました。

【Wandervögel /ワンダーフォーゲル】 第一回 Zuhause/ただいま

世界の窓からドイツを知ることは、いまここで暮らす自分を知ることだと思います。渡り鳥お二人の話を聞きながら、好きなところも嫌いなところも日本ではどうかな、自分に照らしてこれからどうすれば良いのか考えます。その意味で見知らぬ土地の事情を識ることはワクワクします。改めて自分の足元を新しい目で見ることができました。

そして早くも第二回開催の希望をいただきました。3月末から4月初め頃に予定していますので、今回の参加者、今回は予定有りで見送った方々も情報をチェックしていただければ幸いです。

おまけ:

エアリーからはケーテ・コルビッツ(ドイツ)の作品を所蔵する小渕沢の「フィリア美術館」を紹介しました。CDは山本護牧師によるチェロ曲集です。多和田葉子小説集「百年の散歩」によるとベルリンにはケーテ・コルビッツ通りがあるそうです。

Tui Norman & Ceallaigh Norman

Ceallaigh & Tui

Australia

multidisiplin artist

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2024 September, October @Chemin du Bonheur /Hokuto city

2024 November @AIRY / Kofu city

「やまやまとびせいぶつ」
成果物:日本語で芸術・創作を語る Chemin du Bonheur
「○○と私」プロジェクト
指導 細川英雄 先生
企画・編集 言語文化養育研究所八ヶ岳アカデメイア


台湾大葉大学造形芸術学系学生三名受け入れ

滞在期間: 2024年10月1日〜31日

台中の大葉大学彫刻専攻学生三名(プロジェクト「ふれてみる展覧会2024」参加と協力のため来日)

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『ふれてみる展覧会 2024』

10月25日(金)-27日(日)開催 @山梨県立図書館 

*大葉大学および山梨県内教育機関が主催する手で触り鑑賞する彫刻や絵本などの展覧会

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陳冠廷 Chen Kuan-Ting

李愷玲 Li Kai Ling

王詠蒂  Wang Yong Di

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展示タイトル: 「葡道之間」Bu do no ai da

会期: 10月29日(火)・30日(水)11:00-17:00

会場: AIRY 甲府市丸の内2-37-2 2Fギャラリー 入場無料

内容: 彫刻、絵画、オブジェなど

 『葡・道之間』(読み方 Bu do no ai da)というタイトルは、「葡萄」と「道路」を結びつけ、台湾と日本の異文化を探索する作家たちの旅を表しています。 日本語の「道(みち、どう)」は道や路を意味し、葡萄の間を歩行する過程を象徴します。一ヶ月間、山梨で滞在制作した作家たちは、文字通り自分の足で歩きまわり、そこで感じたことを糧に制作に励みました。このタイトルは文化探索を象徴し、自然要素を強調しています。 台湾語と日本語を関連付けて「葡萄」と「道路」「歩行」に関する日本語の音や言葉を対応させた理由はもう一つあります。大葉大学は台中の彰化県大村郷 にあり、山梨と同じ巨峰葡萄の産地です。場所は違えど同じ葡萄の生る大地に立ち、台湾と日本の間にある文化の深い相互影響を好奇心旺盛に感じ取った作家たち。そして若いエネルギーを注いで制作に集中した記録と言えます。


『葡・道之間』 Bu do no ai da 這個標題代表了藝術家探索台灣和日本不同文化的旅程,將「葡萄」和「路」聯繫起來。 日文單字「michi, do」的意思是道路或小路,象徵在葡萄之間行走的過程。藝術家們在山梨縣待了一個月,實際上是自己走來走去,汲取創作時的感受。這個標題象徵著文化探索並強調自然元素。 我們把台語和日語連結起來,讓日語中「葡萄」、「路」和「行走」的發音和單字相對應,還有一個原因。大雅大學位於台中市彰化縣大春鄉,與山梨縣一樣,也是巨峰葡萄的主要產地。雖然身在不同的地方,但這些藝術家卻站在同一片葡萄種植的土地上,懷著極大的好奇心感受到台日文化之間深厚的相互影響。可以說,這是一張專注於用青春活力製作的唱片。

主催:AIRY, 台湾大葉大学造形芸術学系

協力:国立大学法人山梨大学教育学部武末研究室

山梨県立大学人間福祉学部古屋研究室

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到着早々に粘土や木材を入手して制作に入る作家たち
スタジオ訪問者との対話
持参したメディウムもあり現地調達もあり
三者三様それぞれの制作意図に基づいて真剣です!
木材彫刻にアクリル絵の具で彩色
粘土で成形
普段はあまりやらないというドローイングもこの機会に進めます
カラフルな制作プロセス
山梨の自然や風景にヒントを得てドローイング
サルスベリの枝に着想を得て木彫と合わせて動く彫刻を作っています
明日からの展覧会に備えて助け合って準備をします

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いよいよオープン当日朝を迎えて

 陳冠廷 Chen Kuan-Ting

左:Lazy Korean Lady(粘土、釉薬)
Tori(同)
じんましん(同)
懐刀(同)
右:さるすべり( 木、アクリルカラー、バネ )
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上:葡道之間 bu do no ai da (風船、紙、水晶、のり、アクリルカラー、ぶどう枝)
三名の共同作品


李愷玲Li Kai Ling
上:100羽カラスの番人(粘土、釉薬)
下:思い出(紙、アクリルカラー、鉛筆)

王詠蒂 Wang Yong Di
壁面:流雲シリーズ(紙、木製パネル、粘土、クレヨン、アクリルカラー)
台上:出会う(粘土、釉薬)

山梨大学、山梨県立大学から指導教官を迎えて
地域の皆様にも観ていただき満足の表情です
一ヶ月の滞在制作をがんばりました!

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『ふれてみる展覧会 2024』

10月25日(金)-27日(日)開催 @山梨県立図書館 

*上記大学および教育機関が主催する手で触り鑑賞する彫刻や絵本などの展覧会

国際交流展「ふれてみる展覧会」が開催されました。
大葉大学から吉田敦先生と五名の学生が参加しました。