ノリコナカムラ Australia

2025年4月エアリー滞在作家

日本/山梨生まれオーストラリア在住

インスタレーション・彫刻 

https://www.instagram.com/norikonakamuracat/?hl=ja

日本の高校を中退してオーストラリアの高校に編入と卒業。ロンドン→メルボルンでファインアートと彫刻を学ぶ。アーティスト・ラン・ギャラリーで運営メンバーとして5年間活動。大学講師としてレクチャラー、ワークショップ講師などの経験を持つ。主にメルボルンで個展を開催。今年から博士課程をメルボルン大学で学ぶ。出産の経験を通し二元論や生物的なジェンダー差などに疑問を投げかける作品を制作している。

抗いと巡礼の身体

坂本泉個展『PLASTIC COLLECTION /プラコレ2003-』

+創作ダンス『和子たち』


坂本泉個展『PLASTIC COLLECTION /プラコレ2003-』
@Ceallaigh Norman

進行形ジャンクファッションプロジェクト

食欲を刺激するプラスティックパッケージは飢餓と飽食、 拒食と過食を同時に暗示し

世界中の食材を貪欲に搾取して体は作られプラステックは外皮となる

ノイズを発しながら私たちはどこを目指すのか

極彩色のコレクションは日本と世界各地でランウェイを刻み

身にまとう彫刻は現地の光に照らされ影をつくり巡礼の旅は続く。

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さらに今回は抗う人和子をモデルに創作ダンスを組み立ててみる。

創作ダンス『和子たち』公演 

日時:4月26日(土)13:30~

会場:県民ギャラリーB室 坂本泉、長澤哲夫 二人の個展併設展示場内

神宮司和子 初期作品

その名は和子 その絵はボールペンの黒青赤だけ

舌と脚は縺(もつ)れて 絡(から)まる

しぶとく 自由で 不自由な人

金の無心を断られ次第に人間から遠のきノラ猫と愛の交歓するも

強制保護されシマちゃんと今生の別れ

家族なし 生活の制約なし 病と加齢 そして孤独

抵抗とは生きることへのエネルギー

和子の狂気 ダークミューズ和子に各自の身体を重ねてチーム「和子たち」は踊ります。

チーム「和子たち」 坂本泉(脚本)浅川洋 川口園子 伊折淑子 TOKI

振付け:鈴木つな

音:チェロ 山本護(日本基督教団八ヶ岳教会牧師)  DJ T2O

*神宮司和子 1953 甲府市生まれ 絵画 短歌 2014- PRAXISメンバー

読書カフェ+ノリコトークと対話

【OPEN AIRY】

読書カフェ<ヒトトナリ・コーヒー>+アーティストトークと対話

📚日時 4月13日(日)11:00-16:00

📚会場 AIRY 2F ギャラリー

📚内容 自分のオススメ本を持ち寄りコーヒーを飲みながら読む。(そこに集まる人と本などの話をしたり、コーヒーを飲むだけでも可)

+今回は読書カフェにゲストアーティストを迎えます

📚ノリコナカムラ  エアリー4月滞在作家

トーク 13:30ー14:30

作家によるプロジェクター自作紹介と解説を行い

後半は作家と会場の皆さんが自由に語り合う小さな対話の時間を持ちます。

こちらをご参照の上でお気軽にお越しください。

📚参加費 参加無料 ドリンクオーダー必須  

📚予約なし

ヒトトナリコーヒー インスタアカウント @hito_tonari_coffeeh

ノリコナカムラ インスタアカウント https://www.instagram.com/norikonakamuracat/?hl=ja


読書カフェ始めます!

【OPEN AIRY】「 読書カフェ」 ヒトトナリ・コーヒー企画始めます

📚日時 3月23日(日)11:00-16:00

📚会場 AIRY 2F ギャラリー

📚内容 自分のオススメ本を持ち寄りコーヒーを飲みながら読む。(そこに集まる人と本などの話をしたり、コーヒーを飲むだけでも可)

📚参加費 参加無料、ドリンクオーダー必須

詳細はヒトトナリコーヒーインスタアカウントでご覧ください
@hito_tonari_coffee

そう、3月末と言えばお向かい舞鶴小学校の桜便りも聞こえる頃、ベランダでぼんやり過ごすのもありです🌸予約なし、当日直接お越しください。

創作ダンス『和子たち』

神宮司和子による初期作品

         創作ダンス『和子たち』とは

その名は和子 その絵はボールペンの青と赤だけ

舌と脚は縺(もつ)れて絡(から)まる

しぶとく 自由で 不自由な人

金の無心を断られ次第に人間から遠のきノラ猫と愛の交歓するも

強制保護されシマちゃんと今生の別れ

家族なし 生活の制約なし 病と加齢 そして孤独

抵抗とは生き続けることへのエネルギー

和子の狂気 ダークミューズ和子に自分を重ねて

チーム『和子たち』は踊ります

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チーム『和子たち』/ 坂本泉(脚本)、浅川洋、川口園子、伊折淑子、TOKI

振付け:鈴木つな

音:チェロ 山本護(日本基督教団八ヶ岳教会牧師) DJ T2O

協力:アートクラブ

*神宮司和子 1953 甲府市生まれ 絵画、短歌 2014-プラクシスメンバー 

Mina Ino & Felix Kroll

井野美奈  写真 ドイツ在住 エアリーインターン(2016ー18)

フェリックス・コロル  ドイツで教員 山梨大学交換留学生(2018ー19)

滞在期間:2025年 1月ー4月

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Mina Ino_ photography, lives in Germany, AIRY internship(2016-18)

Felix Kroll_teaching in Germany: exchange student at Yamanashi University(2018-19)

Residency_January-April 2025

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Open AIRY 再開します!

【Wandervögel /ワンダーフォーゲル】①Zuhause/ただいま

井野美奈とフェリックス・コロルをゲストに迎えてコーヒー&トークを開催。

ドイツでの日常生活のようすや仕事、家族、食事など身近な話題から入り、できたらシリーズ化して何回か開催できたらと考えています。参加者のみなさんからはこれからのトークの希望テーマを共有してもらいたいです。

タイトル:【Wandervögel /ワンダーフォーゲル】

日程:1月26日(日)13:30ー15:00

会場:甲府市丸の内2ー37ー2 AIRY 二階ギャラリー

トーク:井野美奈、フェリックス・コロル

ドリンク:ヒトトナリ・コーヒー

参加費:¥1000 (1ドリンク+おやつ付き)

予約制:予約制:井野美奈インスタ@fotobybeimina までお申し込みください。

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A coffee and talk event planed with guests Mina Ino and Felix Kroll.

We will start with familiar topics such as daily life in Germany, work, family, and food, and if possible, we would like to hold this as a series some times. We would like participants to share your desired themes for future talks.

date: Sun 26th January 13:30-15:00

venue:Artist In Residence Yamanashi [AIRY] 2F Gallery

fee: ¥1000 w/ 1 drink of hitotonari coffee + kuchen

reservations required: Ino Mina Instagram @fotobybeimina

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– Wandervögel (ワンダーフォーゲル) 古語ドイツでは渡り鳥という意味。

ワンダーフォーゲル運動にはじまるドイツの自由でのびのびとした文化のイメージとドイツの長くて寒い冬から、冬でも太陽光に恵まれる甲府に帰ってきた渡り鳥のイメージ を重ねました。

– 第一回トークは<Zuhause/ただいま> あえて独日表記です。

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Apfelkuchen
美奈とフェリックスのこだわり手作りクーヘンはりんご、ナッツ、シナモンのドイツ定番ケーキ
協力:寺崎コーヒー小渕沢

夕闇迫る小淵沢駅からApfelkuchenを運びます。
この風景はドイツではよくあるシーンとのこと
例えば学校で生徒が忘れ物したり提出物が遅れると
先生はその子にクラスへのペナルティーケーキ提供を要求するらしい
美味しくてユーモアある愛の指導だと思います。


中央線に乗って甲府を目指すApfelkuchen

そして当日を迎えます

コーヒーは安定のヒトトナリコーヒーさんも準備を進めて

二人の共同作品も出番を待って

ご予約いただいた皆さんが到着すれば

渡り鳥たちの登場です。

南ドイツはシュトットガルトからやってきた渡り鳥

美奈が感じたドイツの医療編あるあるをいくつか
ドイツは医療や薬剤の先進イメージあるがこれを聞くと民間療法を重視している
ケミカル薬剤に頼る日本の姿が垣間見える!?

生活、労働環境、政治への意識、などはほぼ予想通り
教師の休日確保や安全な食品入手は日本でもっと高めたい項目
国民が気持ちに余裕を持って日常暮らせる
幸せを感じられる政治設策を切望します。

実際に現地で暮らす人の嫌いに興味津々
謝らない!とか

coffee & kuchen time を経て後半は参加者からの質問タイム

質問は途切れずに時間を越えて熱いトークが続く
フェリックスは日本語混じり英語と時々ドイツ語発音
それを補って日本語通訳で伝える美奈の呼吸もピッタリ
たいへん興味深いプレゼンでした!
参加者の意識は高くたくさんの質問が出て活発な意見交換の場になりました。

【Wandervögel /ワンダーフォーゲル】 第一回 Zuhause/ただいま

世界の窓からドイツを知ることは、いまここで暮らす自分を知ることだと思います。渡り鳥お二人の話を聞きながら、好きなところも嫌いなところも日本ではどうかな、自分に照らしてこれからどうすれば良いのか考えます。その意味で見知らぬ土地の事情を識ることはワクワクします。改めて自分の足元を新しい目で見ることができました。

そして早くも第二回開催の希望をいただきました。3月末から4月初め頃に予定していますので、今回の参加者、今回は予定有りで見送った方々も情報をチェックしていただければ幸いです。

おまけ:

エアリーからはケーテ・コルビッツ(ドイツ)の作品を所蔵する小渕沢の「フィリア美術館」を紹介しました。CDは山本護牧師によるチェロ曲集です。多和田葉子小説集「百年の散歩」によるとベルリンにはケーテ・コルビッツ通りがあるそうです。

Tui Norman & Ceallaigh Norman

Ceallaigh & Tui

Australia

multidisiplin artist

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2024 September, October @Chemin du Bonheur /Hokuto city

2024 November @AIRY / Kofu city

「やまやまとびせいぶつ」
成果物:日本語で芸術・創作を語る Chemin du Bonheur
「○○と私」プロジェクト
指導 細川英雄 先生
企画・編集 言語文化養育研究所八ヶ岳アカデメイア


台湾大葉大学造形芸術学系学生三名受け入れ

滞在期間: 2024年10月1日〜31日

台中の大葉大学彫刻専攻学生三名(プロジェクト「ふれてみる展覧会2024」参加と協力のため来日)

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『ふれてみる展覧会 2024』

10月25日(金)-27日(日)開催 @山梨県立図書館 

*大葉大学および山梨県内教育機関が主催する手で触り鑑賞する彫刻や絵本などの展覧会

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陳冠廷 Chen Kuan-Ting

李愷玲 Li Kai Ling

王詠蒂  Wang Yong Di

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展示タイトル: 「葡道之間」Bu do no ai da

会期: 10月29日(火)・30日(水)11:00-17:00

会場: AIRY 甲府市丸の内2-37-2 2Fギャラリー 入場無料

内容: 彫刻、絵画、オブジェなど

 『葡・道之間』(読み方 Bu do no ai da)というタイトルは、「葡萄」と「道路」を結びつけ、台湾と日本の異文化を探索する作家たちの旅を表しています。 日本語の「道(みち、どう)」は道や路を意味し、葡萄の間を歩行する過程を象徴します。一ヶ月間、山梨で滞在制作した作家たちは、文字通り自分の足で歩きまわり、そこで感じたことを糧に制作に励みました。このタイトルは文化探索を象徴し、自然要素を強調しています。 台湾語と日本語を関連付けて「葡萄」と「道路」「歩行」に関する日本語の音や言葉を対応させた理由はもう一つあります。大葉大学は台中の彰化県大村郷 にあり、山梨と同じ巨峰葡萄の産地です。場所は違えど同じ葡萄の生る大地に立ち、台湾と日本の間にある文化の深い相互影響を好奇心旺盛に感じ取った作家たち。そして若いエネルギーを注いで制作に集中した記録と言えます。


『葡・道之間』 Bu do no ai da 這個標題代表了藝術家探索台灣和日本不同文化的旅程,將「葡萄」和「路」聯繫起來。 日文單字「michi, do」的意思是道路或小路,象徵在葡萄之間行走的過程。藝術家們在山梨縣待了一個月,實際上是自己走來走去,汲取創作時的感受。這個標題象徵著文化探索並強調自然元素。 我們把台語和日語連結起來,讓日語中「葡萄」、「路」和「行走」的發音和單字相對應,還有一個原因。大雅大學位於台中市彰化縣大春鄉,與山梨縣一樣,也是巨峰葡萄的主要產地。雖然身在不同的地方,但這些藝術家卻站在同一片葡萄種植的土地上,懷著極大的好奇心感受到台日文化之間深厚的相互影響。可以說,這是一張專注於用青春活力製作的唱片。

主催:AIRY, 台湾大葉大学造形芸術学系

協力:国立大学法人山梨大学教育学部武末研究室

山梨県立大学人間福祉学部古屋研究室

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到着早々に粘土や木材を入手して制作に入る作家たち
スタジオ訪問者との対話
持参したメディウムもあり現地調達もあり
三者三様それぞれの制作意図に基づいて真剣です!
木材彫刻にアクリル絵の具で彩色
粘土で成形
普段はあまりやらないというドローイングもこの機会に進めます
カラフルな制作プロセス
山梨の自然や風景にヒントを得てドローイング
サルスベリの枝に着想を得て木彫と合わせて動く彫刻を作っています
明日からの展覧会に備えて助け合って準備をします

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いよいよオープン当日朝を迎えて

 陳冠廷 Chen Kuan-Ting

左:Lazy Korean Lady(粘土、釉薬)
Tori(同)
じんましん(同)
懐刀(同)
右:さるすべり( 木、アクリルカラー、バネ )
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上:葡道之間 bu do no ai da (風船、紙、水晶、のり、アクリルカラー、ぶどう枝)
三名の共同作品


李愷玲Li Kai Ling
上:100羽カラスの番人(粘土、釉薬)
下:思い出(紙、アクリルカラー、鉛筆)

王詠蒂 Wang Yong Di
壁面:流雲シリーズ(紙、木製パネル、粘土、クレヨン、アクリルカラー)
台上:出会う(粘土、釉薬)

山梨大学、山梨県立大学から指導教官を迎えて
地域の皆様にも観ていただき満足の表情です
一ヶ月の滞在制作をがんばりました!

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『ふれてみる展覧会 2024』

10月25日(金)-27日(日)開催 @山梨県立図書館 

*上記大学および教育機関が主催する手で触り鑑賞する彫刻や絵本などの展覧会

国際交流展「ふれてみる展覧会」が開催されました。
大葉大学から吉田敦先生と五名の学生が参加しました。

echoes 郁 個展

タイトル:echoes

作家:郁

会期:2024, 9, 21 sat, 22 sun, 23 mon(holiday)

11:00-18:00 (最終日 -17:00)

会場:Artist In Residence Yamanashi [AIRY] 2F Gallery

400-0031 山梨県甲府市丸の内2-37-2

 スケッチブックのところどころに描かれていたのは、楽しそうに静かに佇む人、ハグしてる人、手をつないで踊ってる人、本を読む人など皆どこから来たのか分からない集まり。その一人一人に息をふきこむように、穏やかに過ごす様子を描きました。様々なイメージが木霊のように駆け回り、色・光・音などからインスピレーションを受けたechoes 連作を展示します。

 以前は深く深く水彩絵具を塗り重ねた深く暗い色の絵を数多く描いていましたが、今はぼんやりと明るく、暖かく、自身の気分を落ち着けるようなものになって来ました。

今回展示する連作で描いてる風景は、

・お茶の間 ・道端 ・多元的宇宙の中心 ・パーティ会場など、またはこの要素が共存するような空間です。

 大好きな児童書や絵本に対する憧れの要素も取り入れ、楽しい気持ちになれるような絵を描いています。

 初日のオープニングでは音楽ライブとして、シンセサイザーやサンプラーを使った、普段自宅で録音しているようなゆったりした演奏を予定してますので、ぜひお越しください。

展示内容 

・平面絵画 (アクリル、パステルで描かれた作品)18点

・ドローイング数点

・オリジナルぬいぐるみ 3点

初日オープニング 内容

・カレー(nyon)、コーヒー(ヒトトナリ・コーヒー)の出店 12:00ー

・live…シンセサイザーやサンプラーを使った、普段自宅で録音している時の感じで演奏を予定 15:00ー

・djはbig soup(如無)…半音半農を掲げて活動しているトラックメーカー、dj、野菜、きのこ、キウイ農家

*アナログシンセサイザーの音やレコードから録音したもの、外に出て録った環境音などで構成されています

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郁 個展 「echoes」オープンです!
一年前の作品「hug」 今展示の作品連作はここから始まりました。
日頃使っているスケッチを展示 絵と文でアイデアを書き留めます
自作ぬいぐるみも登場して郁ワールドを形成
初日オープニングを目指してオーデイエンスが集まってきています!
明るく爽やかな色味が増した今回展示の9連作です。
オープニング開始 iku x dj big soup
作家との語らいはスリリングでエキサイテイング