抗いと巡礼の身体

坂本泉個展『PLASTIC COLLECTION /プラコレ2003-』

+創作ダンス『和子たち』


坂本泉個展『PLASTIC COLLECTION /プラコレ2003-』
@Ceallaigh Norman

進行形ジャンクファッションプロジェクト

食欲を刺激するプラスティックパッケージは飢餓と飽食、 拒食と過食を同時に暗示し

世界中の食材を貪欲に搾取して体は作られプラステックは外皮となる

ノイズを発しながら私たちはどこを目指すのか

極彩色のコレクションは日本と世界各地でランウェイを刻み

身にまとう彫刻は現地の光に照らされ影をつくり巡礼の旅は続く。

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さらに今回は抗う人和子をモデルに創作ダンスを組み立ててみる。

創作ダンス『和子たち』公演 

日時:4月26日(土)13:30~

会場:県民ギャラリーB室 坂本泉、長澤哲夫 二人の個展併設展示場内

神宮司和子 初期作品

その名は和子 その絵はボールペンの黒青赤だけ

舌と脚は縺(もつ)れて 絡(から)まる

しぶとく 自由で 不自由な人

金の無心を断られ次第に人間から遠のきノラ猫と愛の交歓するも

強制保護されシマちゃんと今生の別れ

家族なし 生活の制約なし 病と加齢 そして孤独

抵抗とは生きることへのエネルギー

和子の狂気 ダークミューズ和子に各自の身体を重ねてチーム「和子たち」は踊ります。

チーム「和子たち」 坂本泉(脚本)浅川洋 川口園子 伊折淑子 TOKI

振付け:鈴木つな

音:チェロ 山本護(日本基督教団八ヶ岳教会牧師), t2o

*神宮司和子 1953 甲府市生まれ 絵画 短歌 2014- PRAXISメンバー