HELPING HIGASHI-NIHON DISASTERT BENEFIT
SILENT ARTS AUCTION
3月11日の東北大地震からもうすぐ2週間が過ぎますが事態の回復は遅れ
福島原発問題は日増しに人々を社会不安に導く
今更ながら自分が使っていた電力は原子力発電された分もあった訳で
地球温暖化防止の切り札にされているこのことについて考える機会となりました。
SakuraTwilight~お花見しながらアートめぐり2011~開催は今回の大震災とアートの関係を考えさせるものとなりました。韓国の2作家は来日を中止しました。計画停電の影響もあります。3月レジデント増田沙織は私用で上京中に被災して5日間AIRYに戻れず、その後も見知らぬ土地での余震・停電の恐怖と戦いながら懸命に制作を続けています。わたしたちは現地で直接被災した人々に比べたら、家も食べものも家族もあり生活がなりたっています。しかし心に受けた恐怖に変わりはありません。こんな時こそ日々アートに関わっているものとしてできることをしたい・・一体何ができるでしょうか?
私は今月初め南アルプス市のカフェ・リンガで開催された「ニュージーランド地震支援サイレント・オークション」で自作を購入していただき、いわゆる一気に競っていくオークションとの違いを知り興味をもちました。またある作家は災害時の美術品オ-クションについてこう語っています。「作家・購入者ともに寄付行為をしたことになり、作品の提供と購入を通したやりとりは、募金とはひと味違う精神性を生む。その作品は3.11の記憶を留め続ける」と。
サイレント・オークションを同時開催します。
ぜひこの機会にアート購入による被災地支援を!
作家、購入者、作品の受け渡しなどすべてAIRYが責任を持って
売上は全額寄付→サイト上で事後報告公表
何分にも短い準備期間ゆえ作家さんたちに無理をおねがいしています
これまでAIRYでレジデンスした海外作家の作品も含め多数出品されます。
従来の展示発表に加えての2本立てになるので内容も流動的にならざるをえません。一度は短縮したオープン日をフライヤー通り元に戻します。3/26~4/10会期中に同時進行的にオークション作品が増えていくと思われますので、楽しみながら何回でも来場して参加いただけるとうれしいです。会期中のボランティア(主に会場での対応)も募集中、こんな時だからこそゆっくりアート鑑賞して平常心を回復しましょう。
諸々不手際を非常時に免じてお許しください。