伽藍-がらん 本杉郁雲

伽藍-がらん 

本杉郁雲 MOTOSUGI Ikumo /Japan

Photos

2019. 08. 16(fri) – 20 (tue) 11:00-18:00

https://ikumomotosugi.weebly.com/

https://www.instagram.com/ikumo_motosugi/?hl=ja

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1987 東京世田谷生まれ 山梨県北杜市在住

24才で前会社退職後、10代から撮り続けていた写真で本格的に作品制作をはじめる。

日常のなかの非日常的な風景 瞬間を被写体を選ばず写す。

音楽フェスやアートフェスなどを活写する臨場感に満ちたライブ撮影など多数に及ぶ。

一方で寂寥感に満ちた心象風景を主なテーマに撮られた写真群「伽藍 -がらん-」を制作。

モノクローム写真の強コントラストの画面はまず初めは寂しさや孤独感を醸し、 やがてそれは人恋しさや暖かさといったヒューマンな感覚を呼び覚ます。

DM作品タイトル「からんどう」からはユーモアと空っぽな音を想像させる。

今回はこのシリーズ(全て ゼラチンシルバープリント) から9点を展示する。

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1987 born in Setagaya Tokyo

Lives/works in Hokuto City in Yamanashi

He started taking photos in his teens; however, it became his main focus after retiring from a company at the age of 24.

He is able to capture unusual scenery or moments found in daily life.

He also captures lifelike images of music festivals and art festivals from all over.

But on the other hand, he expresses the loneliness or sadness, and this is seen in his album “Galan”. You can enjoy these 9 pieces from the series in the exhibition at this time. –all are gelatin silver print.

translation: Nagisa Mitumori

からんどう #3 (gelatin silver print)

Opening Party
Sunday 18th August 16:00-18:00 @AIRY studio
bring your own bottle [byob]

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伽藍 - がらん –  

伽藍堂(がらんどう)ときけば馴染みがある かもしれない。[中に何もはいっていない、また だれも居ないさま。がらんとして広いこと]を指す。 語源には,[寺院の中で伽藍神を祀っている堂を 「伽藍堂」といい、その堂の中は何もなく広々 としていることから]とする説がある。また木の洞(うろ) を指すこともある。 環境的な空虚感を表現する場合、若しくは寂寥に満ちた 心象風景を指す場合に使用する事もある。 この何もない空間 には本当に何もないのか。 何もない を認識し、自分の意識がそこに置かれた時 にみえるものがある。それは日本人的な感覚なのかもしれないし、私だけのものかもしれない。 そのぽっかりと空いた空間に美や畏れ、自分たちがまだ 認識できない 何か をおもう行為がある。それを認識する事が、この作品群”からんどう”を制作する目的と意味とする。               2019年8月 本杉 郁雲