2020年5月20日ー6月
「かいぶつくんの探し物」参加型巡回展 -コロナに負けない!落書きを続けよう
概要
このプロジェクトは大方岳による参加型移動落書きです。いろいろなスペースに赴き、そこを通る人が線画の上から色を塗ったり新しい絵を描き加えることができれば理想的です。決まりごとは特にありません。自由に大方岳の絵を塗りつぶしてください。コロナ禍でいろいろな不安や考えが頭を占領してしまいがちですが、一瞬でも落書きしたり絵を見ることで気をそらせられれば幸せです。
Abstract
This project can be called as interactive mobile drawing project. Ideally, the canvas goes to many spaces in the city and people paint or draw on the canvas. There is no rule for putting color. Painting over Gaku Okata’s drawing is what this project wants. In this corona pandemic, we easily become anxious. If this project distract people’s mind from anxiety for a bit, it would be great.
絵のストーリー
「怪物は混乱と不安と恐怖で頭の中がいっぱいです。答えが出ることも出ないこともないまぜになって頭の中はぐるぐると回り続けます。怪物の羽は心の状態に対応していますから怪物は飛ぶこともできずに何か心を少しの間でも安心させてくれるものを探しに出かけました。予想通り世界は怪物の頭の中のようにめちゃくちゃでした。いろいろなことが同時に起こったり感情が飛びかい、誰が誰の感情を感じているのかあやふやなようでした。怪物が探しているのは好物のキャンディです。それはいつも怪物の気分をよくしてくれるからです。キャンディを見つけた怪物はそれをなめました、ほのかに甘いそれは怪物を少しの間心の喧騒から遠ざけてくれました。気づくと羽も治っていました。怪物は少し飛んでみようと思いました。」
Story
The monster’s mind is full of anxiety and fear. Circle of negativity doesn’t stop. The wings of the monster is connected to its mind so it cannot fly. It decided to go on a journey to find something that can calm its mind. As it thought, the world was messed up. Many things happen simultaneously. Emotions of people and things are everywhere around. It is so hard to find out which emotion is whose, and who feels what. Candy is what the monster is looking for. It always makes it feels better. It found candy and put in the mouth. It was subtly sweet and distract the monster from chaos of its mind. The wings are recovered. The monster decided to fly a little.
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「かいぶつくんの探し物」参加巡回型プロジェクトにご参加いただき
ありがとうございました!
このあと作家による仕上げをいたします。
6月25日(木)12:30-13:30@AIRY
インスタライブ発信予定
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怪物くんの旅
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メディア現地取材
軒先を貸してくださった店舗の皆さま、参加してくださった皆さま、広報に協力してくださった報道の皆さまありがとうございました!かいぶつくんの飛翔で、この作品は一旦仕上がりといたします。現在かいぶつジンを制作中、こちらもお楽しみに!
ここからは「かいぶつくんその後」としてさらなる出会いを求めてまいります
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甲府市役所一階市民スペース展示
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/index.html
展示会期:7月13日~8月2日
絵が移動する先々で参加者が自分の探し物を見つけて色を塗り形を描き加えていきます。日ごとに重なる色と形は参加者の思いそのもの、一人の絵は小さいけど全体で大きな一枚の作品になる。ひと時のほっとする気休め、また明日へ向かう気持ちの余裕を感じたと参加者からいただきました。また甲府市内中心部で軒先をお借りした店舗の皆さんとお茶を飲みながら自粛中に何をしていたか話す時間にほっこりと癒されました。毎日の何気ない生活がいかに大切かと痛感したのです。次第にかいぶつくんの旅が楽しくなりました。
最初はゆううつな気分でキャンデーをさがしていたかいぶつくんのストーリーには続きがあります。「羽を直して少し飛んで、空から世界を見るとたくさんの色が混ざって地上は暗い色がうごめいていました・・」120名の参加者と共に旅を終えたかいぶつくんの姿を展示会場へぜひ観に来てください。
スタジオ・ペレット
https://studiopellet.com/
展示会期:8月3日~10月10日
らくがきワークショップ
らくがきのそのさき 2
日時:9月19日(土)10:00-11:30
会場:スタジオ・ペレット 甲府市上石田
講師:大方 岳/エアリー・コーディネーター
定員:中学生以上6名 SNSダイレクトメールで予約受付中
お名前と電話番号を添えてお申込みください。
参加費:1500円 ジェラートまたはコーヒー付き
概要:ここでいう落書きとはこれといった目的や対象を持たずに漫然と絵を描くことです。無意識的に手が動き自分の中にあるもの、無自覚なもの、自覚しているものを発散することが目的です。本ワークショップではウォームアップや仕上げを通して自分の落書きを見つめて自分の内部を垣間見れることを期待します。
-タイムライン-
intuitive drawingについて(10分)
ウォームアップ:フリーライティング(自動筆記)(5分)
落書き実践: (1時間)
ステップ1 鉛筆で考えずに直感的に線を引き続ける
ステップ2 意識的にインクで表出させる線や形を選びなぞる(書き足し可能)
ステップ3 色を付ける
感想質問(15分)
手法の説明: 最初の段階で参加者は無意識的に考えることなく線を引いていく。この作業はウォームアップであるフリーライティングによって、自由に書くということに慣れているので比較的受け入れやすいはず。そしてその線を意識的にみてインクを使って線をなぞって選んでいくさらに色を付ける。この作業は無意識や直感が作り出したものを意識的にとらえ理性的に処理することなので参加者に自分の中に自覚していなかったものや感じてはいたが表現できていなかったものの存在を認識することを促す。
山梨県民信用組合
https://www.yamanashikenmin.shinkumi.jp/
甲府市相生1−2−34
展示期間 10月7日〜11月12日
ユニタス日本語学校/ユニタス英語学院
甲府市宝1-20-22
展示期間 11月12日〜
Practice to Talk abou Art
「かいぶつくんジン」出版記念トークセッション@ユニタス
詳細近日発表