Amber Ablett/Norway

Amber Ablett

Norway

 www.amberablett.com

Performance, text, conversation, research, sound, video

residency May 2018

/

アンバー・アブレット

ノルウェイ

パフォーマンス、テキスト、会話、リサーチ、音、ビデオ

2018年5月滞在

/

Amber Ablett works with conversation, research, performance and text, with a step away from the spectacle, rather concentrating on the long term ponderings that art can introduce. From her position as a female, British, Irish, Trinidadian artist at home in Norway, Ablett seeks to engage with wider contemporary social questions of place, nationality, identity and language. Her work investigates whether, if our identity and language are both constructed and controlled by the society around us, can speaking be a route to revealing and understanding who we are?

Ablett’s work takes the form of long term investigations into the way we communicate and relate to language, shared with audiences through sounds and video installations and performance events. There is a strong emphasis on the discussions that art works can provoke outside of the gallery space.

In Bergen, I run a small café within an art center, with an aim to continue the dialogue around the exhibitions shown in the main gallery space. Rather than in a lecture or in a seminar, we see the best place to talk about art to be with friends over food or drinks, and we bring this ideology to the way that we run the café.

I would like to hold a similar one-off event at AIRY, where we can use the dinner table and food as an informal and horizontal environment to talk. Basing an artist presentation over a meal rather than as a formal presentation, I would hope to leave room for talking and discussion so that I am also learning from those around me.

/

 作家は見ている光景とは少し距離をとりながら、対話やリサーチ、パフォーンス、テキストを用いて制作を行う。そして人々とアートを引き合わせるような長期的なアイディアにかなり集中している。女性として、またはイギリス、アイルランド、トリニダード系のアーティストとしてのノルウェーでの彼女の立場から、場所、国籍、アイデンティティ、言語という現代の社会問題と関わり合うことに努めている。彼女の作品の中で私たちのアイデンティティや言語が社会によって構成され、コントロールされているかどうか、話すことが私たちが一体何者であるのかを明らかにし理解する方法になりうるのかどうかということを研究している。

アブレットの作品はコミュニケーション方法や言語に関係する長期間の調査という形をとり、音や映像、インスタレーション、パフォーマンスなどを介して人々と共有する。そこにはアートワークがギャラリースペースの外へも影響を及ぼしうるような議論をもたらす非常に力強いものがある。

作家はノルウェーのベルゲンでアートセンター内にある小さなカフェを運営している。目的はギャラリースペースの展示についての会話をそこで続けてもらうことにある。教えたり、セミナーを開いたりすることというよりいう信念がある。甲府の滞在においても、食べ物を囲んで日常的で形式ばらない、だれもが横並びで平等に話せるような会を開きたいと思っている。一方的なフォーマルなプレゼンテーションではなく、議論や会話が生まれ、その中から学びを得られるようなものにしたい。translation: Mina Ino

/

AUDIO SCRIPT FOR PERSON A:

 

When I go to the sento I wrap my hair in a scarf.

When I shower,

go out in the rain,

the sauna.

I keep my head above water when I swim.

I never jump in.

I wash my hair once a week,

when I am alone, I dry it.

Pull out the curls.

私は銭湯に行くときスカーフで髪を包む

シャワーを浴びるときは

外で雨にあたり、サウナにゆく

 

私が泳ぐとき顔は水面からあげておく

飛び込んだりはしない

髪を洗うのは週に一度

一人になって、髪を乾かす

くせっ毛を引っ張りながら

 

(Take the piece of paper from the person next to you. Say thank you.

When you have finished reading it, give it back to them.

Pick up the middle piece of paper in front of you.

When you have finished reading it, give it to the person next to you).

(隣の人から一枚の紙をもらって下さい。ありがとうを言って下さい。

その紙を読み終えたら、その人にそれを返し、前にある真ん中の紙を取って下さい。その紙を読み終えたら、隣の人にそれを渡して下さい。)

 

Someone’s mother scrubbed me with soap

and I remembered how I miss my Nanny Phil.

She called her stomach her pillow

and it was for other people to lie on.

誰かのお母さんが石鹸で私を洗ってくれた

すると私は、おばあちゃんがとても恋しくなった。

おばあちゃんは自分のお腹を枕と呼んでいた

そして本当にそこに誰かが横たわったりした。

 

 

 

(Pick up the third piece of paper infront of you.)

(目の前の三枚目の紙を取ってください)

 

If I play this part, I get to choose.

To be able to choose, to pretend I can.

To have a voice, even though I can’t get to the microphone.

I am disguised as myself.

これを演じるとしたら、選ばなければならない

選ぶことを可能にするために、できるというフリをしないとならない。

声を上げるために、例えマイクがなかったとしても。

私は自分の身体を覆っている

 

(When you have finished reading it, give it to the person next to you.)

(その紙を読み終えたら、隣の人にそれを渡して下さい。)

 

Alone, but still on view

through my eyes they say,

that’s not how a body should look.

Here I think we own our own ourselves.

I’m not sure how to take mine back.

孤独、しかし自分の目には映るもの

そんなのは本来、体が見られる方法ではない。

人は皆、自分というものを所有していると考える。

どうやったら私自身を取り戻せるのかは、確信が持てないのだけれど

 

 

AUDIO FOR PERSON B:

 

(Pick up the first piece of paper in front of you.

When you have finished reading, give it to the person next to you).

(目の前の一枚目の紙を取って下さい。その紙を読み終えたら、隣の人にそれを渡して下さい。)

 

When I go to the sento I wrap my hair in a scarf.

When I shower,

go out in the rain,

the sauna.

I keep my head above water when I swim.

I never jump in.

I wash my hair once a week,

when I am alone, I dry it.

Pull out the curls.

私は銭湯に行くときスカーフで髪を包む

シャワーを浴びるときは

外で雨にあたり、サウナにゆく

 

私が泳ぐとき顔は水面からあげておく

飛び込んだりはしない

髪を洗うのは週に一度

一人になって、髪を乾かす

くせっ毛を引っ張りながら

 

 

(Take the piece of paper from the person next to you.

Put in back in front of you.

Pick up the middle piece of paper in front of you.

When you have finished reading, give it to the person next to you).

(隣の人から紙を受け取ってください。それを前に置いてください。

目の前の真ん中の紙を取って下さい。その紙を読み終えたら、隣の人にそれを渡して下さい。)

 

When I go to the sento, I remove my clothes but I keep my disguise.

I disguise myself as myself,

as who I think I am

as who I think I should be

as who I want to be

as who I think you want me to be.

I feel like I ought to feel guilty, and isn’t that the same thing.

You can see our similarities,

there is no difference to scare you into politeness.

私は銭湯に行くとき、服を脱ぐけれど身体は覆ったまま

自分らしさを覆っている

つまり私たるもの

つまりあるべき私

つまりなりたい私

そしてあなたの望む私

罪悪感を感じていないといけないような気持ちだけれど

それって同じことじゃない?

私たちは似た者同士よ

あなたを怖がらせるような礼儀と何も変わらない

 

 

Alone, but still on view

through my eyes they say,

that’s not how a body should look.

Here I think we own our own ourselves.

I’m not sure how to take mine back.

孤独、しかし自分の目には映るもの

そんなのは本来、体が見られる方法ではない。

人は皆、自分というものを所有していると考える。

どうやったら私自身を取り戻せるのかは、確信が持てないのだけれど。

 

(Take the piece of paper from the person next to you. Say thank you.)

(隣の人から紙を受け取ってください。ありがとう、と言ってください)

 

If I play this part, I get to choose.

To be able to choose, to pretend I can.

To have a voice, even though I can’t get to the microphone.

I am disguised as myself.

これを演じるとしたら、選ばなければならない

選ぶことを可能にするために、できるというフリをしないとならない。

声を上げるために、例えマイクがなかったとしても。

私は自分の身体を覆っている

Translation: Nagisa Mitsumori

クリーニング@高砂湯

C L E A N I N G @ Takasago-yu

日曜日の午後お時間ある方、銭湯に興味のある方ぜひご参加ください!

日時:4月22日(日)13:00-16:00
場所:甲府市朝日2-16-10
途中参加・途中退場可能
汚れてもよい服装で、掃除用具ある方はご持参ください
デッキブラシ、バケツ、雑巾、クレンザーなど
/
甲府駅から北へ徒歩10分
駐車場はありません、以下ご利用ください。
山梨病院併設「パークジャパン 山梨病院東側駐車場」徒歩3分https://yamanashi.jcho.go.jp/wp-content/uploads/2015/05/tyusyajyouyuuryouka.pdf
/

「Tip-Tip, Plop-Plop 湯気が天井から」@甲府市 高砂湯
5月26日(土)27日(土)
国内外アーティスト多数参加、詳細近日発表
趣旨
高砂湯は昨年9月に90年以上に及ぶ歴史に終止符をうって閉店した銭湯です。旧高砂湯と呼ぶのが相応しいのですが、長きに渡り人々に入浴と交流の場所を提供してきた福岡さん、その場を守ってきた皆さんに敬意を表してそのまま「高砂湯」と表現しています。
この空間がこれからも人々の憩いの場所でありますように
という願いを込めて<水>と<コミュニケーション>をテーマに銭湯という空間を多角的に再考する2日間を開催します。

*visual image: Heikki Ronkko/Finland

Had a studio visit of Saari residence Finland

Had a studio visit of Saari residence Finland the director Leena Kela on 11th April @OpenAIRY. The director Leena Kela.

Saari Residence: https://koneensaatio.fi/en/saari-residence/presentation/

 

*image from https://www.instagram.com/saariresidence/?hl=ja

フィンランドのエレベーター製造会社「Kone」が運営するファンデーション(9名)とレジデンススタッフ(6名)が常駐する。ヘルシンキから西へ約100km、Turkuトゥルクに近い。

「Saari」はフィンランド語で小島を意味し、今年で開設10年を迎える。

今回迎えたディレクターのリーナ・ケラはパフォーマンス・アーティスト

通常は二か月単位で滞在を世界各国から受け入れ(最大9作家)

夏季は多ジャンルのアーティスト・グループを合宿形態で受け入れ(最大25名)

モットーは「Saari Well」:井戸の周りに集まって世間話をしながら、アーティスト同志また近隣の人が親しくなって相互理解を深める。大陸または大国(ヨーロッパ各国とロシア)から離れて一定の距離を保っている地理上の特徴あり。いわゆる辺境という意味で日本のスタンスと共通点あり。

・大自然の中で非日常を味わう

・制作に集中できる環境で深く自分を探求できる

・緩い規定、プレッシャーかけない、縛りは少ない

/

6名のレジデンススタッフは

ディレクター

コーディネーター

ホステス(時に食事など用意)

ガーデナー/プラマー(施設メンテナンス)

コミュニティーアドバイザー

プロジェクトアドバイザー

/

世界のAIRとどのようにネットワーキングできるか?

互いの蓄積をどのように共有するか?

どのように未来の世界を形成するのか?

運営母体や規模に差はあるもののいくつかの点で共通理解を持てましたし、世界に同じ思いの人がいることに励まされます。

しかし、運営スタッフの充実ぶりはホントにうらやましい限り。。

AIRYエアリー書道教室

Thursday Calligraphy class stared now for any ages and residency artists.

AIRYエアリー書道教室

 

「学校帰りに少し寄り道をする感覚で、気楽に書道を習いたい」

そんな声にお応えして、この度”AIRY書道教室”を開講いたします。

”AIRY”は、舞鶴小学校の西側向かいにある芸術制作を行う場所です。

指導の内容は、子供向けに学校で習う手本を中心に書の基本を

緩く、楽しく教えます。もちろん、大人の方の参加も歓迎いたします。

・道具を持ち歩く必要なし

・筆や硯を洗う必要なし

気軽に通っていただけるよう
紙、墨などの消耗品と道具一式(筆、硯、文鎮、下敷き)
のレンタル料込みの回数券制にしております。

開催日時:毎週木曜日 16:00-18:00  *時間中出入りは自由

授講料: 1回 ¥1,000

・10枚綴りの回数券をご購入ください。
・回数券購入時に、保護者と本人の氏名、住所、連絡先を
ご登録ください。
※回数券の使用期限は購入日より4ヶ月
※書道会への登録はしませんので昇級はありません。
(登録希望の方はご相談ください)
※休講する際の個別のお知らせはありません。

ーーー

<場所>AIRY アーティスト・イン・レジデンス山梨

山梨県甲府市丸の内2-37-2  二階スタジオ

<講師>山田 蒼岳 1981年 山梨県甲府市生まれ 徽墨会師範
お問い合わせ:E-mail:sougaku22@gmail.com 電話:090-2201-3801

Latisha Horstink/Netherlands

Latisha Horstink

Netherlands

 latishahorst.ink

installation, visual art

residency April-June 2018

/

ラティシャ・ホルスティンク

オランダ

インスタレーション・ビジュアルアート

2018年4-6月滞在

/

Born and raised in Riyadh, Saudi Arabia, my dad is Dutch, my mother Indonesian. Currently studying Interactive Media Design at the Royal Academy of Arts in The Hague, Netherlands. I’m in Japan, as an artist and intern to explore self and surroundings.

I often use my multi-cultural influences in my work. Considering myself to be a juxtaposition of nonconforming conservative, I muse over identity, heritage and religion. In recent works, I play with notions of perspective, challenging norms with the goal to see without stigma, and help to broaden viewers frame of reference.

サウジアラビア、リアドに生まれ育つ。父はオランダ人、母はインドネシア人。

現在は、オランダ・ハーグにある国立美術学校(Royal Academy of Arts)にて、双方向メディアデザインを学ぶ。作家は、アーティストそしてインターンとして、自分自身と取り巻く周りの環境を探求するために日本に滞在している。

作家の作品の中には、自身の多文化なバックグラウンドの影響が垣間見える。自分自身を比較的流動的な保守主義と位置づけ、そのどちらともつかないマルチな並列性を自認している。アイデンティティー・文化的価値・宗教の狭間で溶け込み、揺れ動いている。最近の作品には、様々な概念に関する見解に言及し、偏見なしにそれらの概念また社会規範に挑むことを目指している。その結果として、彼女の作品に触れる人々の視点・視野を広げることを願っている。

/

 

A Reminder of My Innocence

My first hours alone in Japan I chose to distract myself by looking for a book to read, to dive into a story that wasn’t my own. After a pace up and down the aisles I realize there are no English books. Of course, what did I expect? I’m in Japan. I leave the shop feeling even more alienated. But that’s my privilege, I expect there to be something for me to understand, which isn’t always given. Which is how I feel in love with Japan. It reminded me of my Innocence.

Reminded me that not I don’t understand everything, that sometimes things are out of my control, that things don’t always conform to my comfort.

So, I tribute my painting to those who have taught me, given me experiences and changed my point of view during my stay in Japan.

 

イノセンスへの気づき~無垢な自分~

日本に到着し、一人で過ごした最初の時間。自分自身を外から見るべく、何か読む本、自分自身でないストーリーの中に身を投じようと試みました。本屋の中をあちらこちら探してみたものの、結局英語で書かれた本がないことに気が付きました。それはそうでした。日本にいるのだから。私は何を期待していたのでしょうか。余計に疎外感を感じてお店を後にしました。ですが、これが私の特権、そこには私がこれから理解しうるもの、いつも与えられるわけではない何かがあると期待しました。日本に恋をしたような、そんな気持ち。私は、自分自身のイノセンスに気が付いたのでした。

その感覚は、私自身が物事をすべて理解しているわけではなく、時には自分の力の及ばないところに物事があること、自分の落ち着く空間にすべての物事は存在しているわけではない、という気づきでした。

この作品は私が日本にいる間そのことを教え、経験を与え、そして自分の価値観を変えるきっかけとなった皆様にささげたいと思います。translation: Hanako Kishimoto

/

A Reminder of My Innocence /イノセンス

Stories  Memories  Experiences, Don’t come from answers

Seek..Forget what you knew

 

 

Mari Mäkiö/Finland

Mari Mäkiö

Finland

http://www.marimakio.com/

installation, video, sound, photograph, text

residency April -May 2018

/

マリ・マキオ

フィンランド

インスタレーション・ビデオ・サウンド・写真・文章

2018年4-5月滞在

I work with video, sound, photography, text and matter. My works are usually spatial installations. An important part of my work is creating the content of the work together with people from different positions and backgrounds. I’m interested in the relationship between sense of sight and other senses as well as translations between visual world and language.

I have a project that I would like produce during the residency that would include interaction with the local community and people from different age groups. I will present the project idea here shortly.

During the residency I will do research and produce a new work that is connected to Japanese language and its onomatopoeic qualities. I’m interested in onomatopoeia and the differences in it within different languages even when the underlying sound which the onomatopoeia is imitating is roughly the same in each place. I’m interested to discover if onomatopoeia can tell something about a certain culture through the use of sound.

I have started to do research about the onomatopoeic qualities in Finnish language and especially onomatopoeia connected to sounds of nature. I find there are some cultural similarities between Japan and Finland and I think both of the cultures have a strong connection to water. That is why I want to concentrate on collecting onomatopoeic words connected to water both in Japanese and Finnish languages. I’m looking for the similarities and differences between them and what kind of connections and feelings the words can carry depending on your knowledge of the language.

During the residency I will collect Japanese onomatopoeic sounds connected to the sounds of water. I will record different persons from different ages performing the sounds. I will then combine them with the Finnish onomatopoeic sounds I have recorded before the residency. The final outcome of the work will be a spatial installation, where the different sound sources will create a spatial flow of onomatopoeic sounds of water mixing the two languages together.

/

 私の仕事の重要な部分は、さまざまな位置や背景の人々と共に制作を進めること。

視覚と他の感覚との関係、そして視覚世界と言語との間の解釈に興味がある。

私は滞在中期間に地域社会や異なる年齢層の人々との交流を元に、取り組みたいプロジェクトがある。滞在中は、日本語とオノマトペ(擬音語・擬態語)の本質を探求して新しい作品を作る。

発する音はそれぞれの場所でおおよそ同じにもかかわらず、様々な言語でのオノマトペの相違に興味がある。また、オノマトペが音の使用を通じて特定の文化について何かを伝えることができるのかどうか興味がある。

まず私はフィンランド語の擬音語の本質についての研究を始めた。特に自然の音につながるオノマトペが重要だ。いくつか分かったのは、日本とフィンランドの文化的な類似点があり、両国の文化には水との強いつながりがあるということ。それで日本語とフィンランド語の両方で水につながるオノマトペの言葉収集に集中したいと考える。私たちが知識に基づいて言語で伝えることのできるつながりや感情には、どのような類似点や相違点があるのだろうか。

私は異なる年齢の人々から、日本語のオノマトペの音を収録する。それらを私が持っているフィンランドのオノマトペ音と組み合わせる。この制作の最終結果はインスタレーションの形を取り、2つの言語を一つに混合する水のオノマトペ音から成る異なる音源が空間的な流れを作り出す予定である。

/

「ティップ・ティップ、プロップ・プロッップ~遊ぼう!オノマトペ」

                                -In Search of Finnish/Japanese ONOMATOPOEIA-

日程:4月22日(日)10:00-11:00
会場:高砂湯 山梨県甲府市朝日2-16-10
定員:10名くらい(どなたでも参加可能)締切4月20日(金)
会費:400円(入湯料の金額)
予約:お名前と連絡先を添えて*DMで受付いたします

フィンランドの人々が発する水の音を模倣したフィンランドのオノマトペの音を聴きます。その音を聴きながら感じられる感情やイメージを考えて紙にペイントします。
ワークショップの終わりに、音によって引き起こされるイメージを話し合います。フィンランド語と日本語と文化の違いと類似点について考察します。
ワークショップは、アーティストのマリ・マキオの芸術的研究の一部。ワークショップの結果は、5月26,27日の高砂湯でのビジュアル・音・身体表現を融合させた展覧会「Tip-Tip,Plop-Plop~湯気が天井から」で発表されるサウンドインスタレーションの発想源になります。

このワークショップは、あらゆる年齢の人々に開放されています。
*オノマトペ擬音語は、それが描写する音を模倣、類似または示唆する単語

artist:Mari Mäkiö
schedule:10:00-11:00 sun 4/22
venue:Takasagoyu (former public bath)2-16-10 Asahi, Kofu city
class size:10 people, deadline 4/20
fee:¥400 former onsen rate
application:Accepting name and contact address via DM

In the workshop Tip-Tip, Plop-Plop – In Search of Finnish Onomatopoeia we will listen to Finnish onomatopoeic* sounds imitating the sounds of water performed by Finnish people. While listening we will think about the feelings and images they evoke and try to draw and paint them on paper. At the end of the workshop we will go through the results discussing the images evoked by the sounds and think about the differences and similarities between Finnish and Japanese language and culture. The workshop is part of the artistic research of artist Mari Mäkiö and the results of the workshop will act as an inspiration for her sound installation that will be presented at an exhibition at Takasago-Yu Onsen at the end of May. The workshop is open to people of all ages.
*Onomatopoeic is a word that imitates, resembles or suggests the sound that it describes.

Heikki Rönkkö/Finland

Heikki Rönkkö

Finland

http://www.heikkironkko.com/

comics, visual arts

residency April-May 2018

/

ヘイッケ・ロンッコ

フィンランド

コミック、視覚芸術

2018年4-5月滞在

/

 

I am a comic book artist rooted in the Finnish contemporary comics scene, which is characterized by artist-led creative freedom, DIY mentality and aversion to easy categorization.
My works are narratively and structurally experimental silent explorations of the human condition. They deal with wide societal and philosophical themes through apparently stereotypical and simplified characters and exaggerated conflict-based dramaturgy, somewhere between silliness and profundity.

This “existential slapstick” utilizes as well as questions various orthodox forms and conventions of the (western) comics art form, all the while aiming for visual language and narrative content unbound by tradition or prejudice.

私はフィンランドの現代漫画シーンに根ざした漫画家です。そのアートシーンはアーティスト自身が主導する創造的な自由があり、人任せにせず自身でやるという考え方を持ち、安易な分類への嫌悪感を帯びることが特徴です。。

私の作品は、人間の状態を探検するごとく、物語のようで構造的・実験的静けさを持っています。それらは、明らかにステレオタイプで単純化されたキャラクターと、紛争に基づく劇的な作風を通して社会的で哲学的テーマを扱います。そこには愚かさと奥深さの間にあります。

この「実在のスラップスティック」も同様に、さまざまな(西洋の)正統的な形や漫画芸術の形態をとり、すべての視覚言語と物語を目指して伝統や偏見によって縛られない内容を目標としています。

/

 

Heikki Rönkkö |《Bathers》

Bathers is a weave of overlapping and interconnecting visual narratives about people frequenting the Takasago-yu during the decades it was open to public. The work meditates on the function of the onsen as both a space for public interaction and for private relaxation.

へイッキ・ロンッコ|《入浴者たち》
この作品は、高砂湯が開業していた何十年もの間、そこに頻繁に通っていた人々についての、相互的な視覚の物語を重複的に織り交ぜたものです。作品はパブリックな交流と私的なリラクゼーションの空間という温泉の機能について思索します。

展覧会フライヤーのメインビジュアルを手がけたへイッキ・ロンッコは、フィンランド在住のアーティスト。主に国内で現代漫画を制作し、漫画雑誌のデザイン/編集も行っています。ロンッコの作品はステレオタイプで単純化されたキャラクターが劇的な作風で描かれ、社会風刺や哲学をテーマにしています。その世界観は、安易な分類への抵抗や、伝統や偏見によって縛られない自由を目指すものです。

 

 

Alice Blanch/ Australia

Alice Blanch

Australia

www.aliceblanch.com

Analogue Photography, Installation, Poetry, Video

residency April 2018

/

アリス・ブランチ

オーストラリア

写真、インスタレーション、詩、ビデオ

2018年4月滞在

 

My motivation for this residency is to devote time and creative energy into exploring the natural landscape surrounding Yamanashi, researching the history and human relationship with the land and translating this into creative outcomes.

During this residency I will create artwork based around human connection with the landscape. I will take walks regularly by myself and with other residency artists and community members to have experiences within the landscape near to the residency location. These walks will be the foundation for my creative process. I will take photographs, videos and sketch, then return to the studio to reflect, contemplate and further develop and build on these artworks.

I am interested in the meeting point between humans and the landscape and how the relationship has changed over time. I will research into the cultural and spiritual relationship Japanese people have with this particular location, both past  and present, and use this research to deepen my perspective and enrich my artwork.

I will work with my main medium of photography, capturing images on photographic film, as well as experimenting with translating my experiences through poetry, video and installation work.

作家は今回の滞在において山梨の周りにある自然景観への探検、その歴史や人間と土地の関係のリサーチにエネルギーを充て、それを創造的に翻訳するだろう。

作家は人間と風景のつながりを元に制作を行う。制作プロセスの基盤となるのは甲府周辺の風景を体験する逍遥である。写真、音声、スケッチで記録を取り、向き合い、さらに深く作品に落とし込んでゆく。

彼女の関心は人間と景観が出会うポイントや時間の経過に伴うそれらの関係性の変化にある。過去と現在の両方における日本人と特定の地域や場所との間にある文化的でスピリチュアルな関係についての研究は作家の視点を深め、作品を豊かにする。

イメージを写真のフィルムに焼き付けるだけでなく、詩や映像、インスタレーションなどを通して自らの体験の実験的翻訳によって制作を行う。Translation: Mina Ino

/

会場:アメリカヤ #301 mountain bookcase”Zimmer”

〒407-0023 山梨県韮崎市中央町10−17

 

日程:4月27日(金)13:00-20:00

28日(土)10:00-18:00| 15:00- chat with Alice

29日(日)13:00-20:00


mountain bookcase 店主 石垣純子

mountainbookcase【4月のテーマ/山と自然】
mountain bookcaseの半月営業の実店舗“Zimmer” アメリカヤ3F
今月は4/20から営業します。4月のテーマの中心は山と自然。
アートから民俗学まで多角的に選書しようと思います。

また月末4/27-29には、甲府で1ヶ月滞在制作しているオーストラリアのアーティスト、アリス・ブランチさんの展示も同時開催します。
彼女の写真を見て一目惚れし、オーストラリアでの展示の写真を見てさらに引き込まれました。

山と自然をモチーフにしたアリスさんは、写真家としての活動がメインですが、今回の日本滞在では水彩画とドローイングで表現します。
28日の15:00からは、アリスさんと英語で気軽にアートやオーストラリアのことをおしゃべりする時間も。

(予約不要、飲食持込OK、出入り自由です。)
少量ですが、展示期間中はアーティストブックの販売もあるので、いろいろお楽しみに。

/

photo: Fumiko Arakawa @Hinata yama

photo: Ishigaki Junko 石垣純子@mountainbookcase アメリカヤ韮崎市

Cheong Hoi I/Macau

CHEONG Hoi I

Macau

www.melcheong.com

Mokuhanga, Painting, Papermaking, Handcrafts

residency March 2018

/

チェオング・ホイ・イ

マカオ

木版画、絵画、紙すき、手工芸

2018年3月滞在

People are special individuals, but capitalism created a nihilistic worldview that only money exists. By participating in this social game, people gradually lose their humane instinct as in pursuing the true happiness in life – making a society that goes in a repeated loop without any breakthrough. Thus, it is important to understand oneself.

One can achieve the results from learning and comparing with each other, with people in the history who laid down ideas and visions through art and culture. Through art revelation – the process of appreciation, expression and dissection, Cheong found her way to understand herself and exchanging her ideas and visions with people who shares the same moment she does.

These ideas set up as a base for us to make a better and sophisticated self. Cheong’s pursuit in questioning the moment allows her to continue in exploring the relationship between herself and her art.

人間とはそれぞれが特別な個人ですが、現代では資本主義により金の存在が大きく左右する虚無的な世界観が形成されました。 このソーシャルゲームに参加することで、人々は人生の真の幸福を追求する人道的な本能を徐々に失ってしまい、有効な突破口を見出すことなく社会生活は繰り返されます。 そこで自分自身を理解することが重要になってきます。

歴史と芸術と文化を通してアイデアやビジョンを掲げた人々と学び、比較して結果を達成することができます。 感謝、表現、解剖のプロセスであるアートの啓示を通して、作家は自分自身を理解し、同じ瞬間を共有している人たちとアイデアやビジョンを交換する方法を見つけました。

これらのアイデアは、私たちがより良く洗練された自己を作るための基盤として構築されました。 このように疑問を抱く作家の追求は、作家と芸術との関係を探求し続けることを可能にします。

/

「春の風/Scenes on Earth」

March 24,25th  11:00-18:00 @AIRY

March 23,24,27,28,29th  11:30-18:00 @Naomi Camp

Naomi Camp:

https://www.facebook.com/naomicamp/

ランチからディナーの間(14:00-18:00)コーヒー・紅茶・デザート・軽食の提供あり

/

I still remember the days when I look at Mt. Fuji in the morning, I can feel the soft breeze in the air, I look upon the field in front of me, the sky is as clear as a crystal. There was also a day when I was very excited waiting for the sunset together, the late Keiko Kadota, Director of Mi-LAB told me that the lights from the climbers will form a necklace on Mt. Fuji. All these details, all these feelings, combine and become a late summer story of Mt. Fuji.

Then, this time, another story is waiting for me. This March, I encounter Mt Fuji in a white dress. A stage of white, I am waiting to open a new page of story, a story about mokuhanga, about the nature, about the people there and about me.

明け方、柔らかい空気に包まれ、目の前の草原や宝石のように透きとおった空を見上げながら富士山を見ていた日々を、今でもはっきり覚えています。夕日が沈むのをずっと待っていた日もありました、Mi-LABのディレクターKeiko Kadotaさんが、富士山登山者の光が集まると、富士山にネックレスがかかると教えてくれたからです。このように様々な記憶や感情が、夏の終わりに作り上げた富士山のストーリへと繋がっていきました。

そして今回は、また違うストーリーが私を待っていてくれました。3月、白いドレスをまとった富士山を見ることができたのです。富士山が白いこの季節、新しい物語の1ページを開こうと待っていました。木版画、自然、そこに生きる人々、そして私自身についての物語です。Translation: Nagisa MItsumori

/

venue:AIRY

venue:Naomi Camp

Sandra Leandersson/Sweden

Sandra Leandersson

Sweden

sandraleandersson.tumblr.com

Textile, photo, text, video

residency March 2018

/

サンドラ・リーンダーソン

スウェーデン

テキスタイル、著述、写真、ビデオ

2018年3月滞在

/

 

Central for the artistic practice is the existential wonder, sometimes trough
collecting material from nature, photo, collage, text but every so often trough
embroidery with beads and thread. I proceed from a color or a piece of fabric that is appealing at the moment and sketch forms that I want to embroider. Often it is abstract forms that I extract from my fantasy, it can be a feeling that wants to come out and get a place in the world. By using my imagination I feel the freedom to continue to materialize, explore and go beyond what I know. Other times I use forms that are very clear in what they symbolize. Incommon for both approaches is the will to find a language to describe the subtleties, unsteadiness, joys and meanings -impossible to categories – that are the core in our being. Playfulness is an important component and the color scheme has romantic references. The embroidery can be flat but also applied on a 3-dimensional form. In size they varies from 10×10 cm –
1×1 m. To embroider is a structure for me to act within that also have endless
possibilities and in this overwhelming world I’m experiencing that to embroider gives sense to slowness.
During my stay at AIRY I want to sketch on embroideries that are more rich in content, use layers and different textures and use the circle form as a background.

芸術活動の中心は時に自然の中からの素材収集や写真、コラージュ、文章、多くの場合は刺繍を使って生活の中に存在している不思議を見つめることにある。作家のイメージはその時々に現れる生地のある色や断片、刺繍したい形のスケッチから成る。それは彼女のファンタジーから取り出した抽象的な形であることが多く、外へ出てきてこの世界に居場所を求めている感情であることがある。実現し続ける自由を感じる想像力を用いて未知の領域へと探求する。あるいははっきりと象徴化された形を用いることもある。二つのアプローチには共通して分類不可能な私たち自身の核心部にある不安定さ、楽しさや意味などを言葉で説明できる言語を見つけるという目的がある。遊び心は重要な要素であり、色彩の配合は空想的な参考にもなる。

刺繍は平面だけでなく立体の場合もあり、サイズも10x10cmから1x1mまでと様々だ。彼女にとって刺繍をすることは際限のない可能性の中やこの巨大な世界の中でゆったりとした感覚を味あわせてくれるものである。AIRY滞在中は内容に富み、レイヤーや様々な種類の素材を組み合わせたり、背景には円形を使いたいと思っている。Translation : Mina Ino

/

「春の風/Scenes on Earth」

March 24,25th  11:00-18:00 @AIRY

March 23,24,27,28,29th  11:30-18:00 @Naomi Camp

Naomi Camp:

https://www.facebook.com/naomicamp/

ランチからディナーの間(14:00-18:00)コーヒー・紅茶・デザート・軽食の提供あり

/

Central in my practice is the existential wondering, I am collecting emotions and experiences and make embroideries with threads and beads out of what I feel. I see the embroidering process, the action in itself as the art. To embroider is a structure for me to relate to in everyday life, it gives the slowness that I need a meaning. I am interested in shapes and symbols and use this in my work together with a lot of color.

During my stay at AIRY I have been working on a project I call “Dear life”, it’s a tribute to life and I base every work within the project on the circle shape.

 

私の制作の中心にあるものは、実存する疑問や不思議です。糸やビーズを使い、自分の感じたものや経験したものを集め、刺繍に表しています。刺繍のプロセス、その動きを私はアートと捉えています。縫うこととは、日常の生活と自分とを繋げるもので、意味を持つ、ゆったりとした時を与えてくれるものです。様々な形やシンボルに興味がありますが、たくさんの色を織り交ぜて作品の中に取り込みたいと思っています。

AIRY滞在中は、“Dear life” (親愛なる生命、命、一生..)と名付けたプロジェクトに取り組んできました。生きとしいけるものへの称賛、讃歌として、丸い円の中に全ての作品を描きました。translation: Nagisa Mitsumori

/

venue:AIRY

venue:Naomi Camp