もののあはれ/monono aware

もののあはれ/monono aware

date:2017年9月15日(金)open 18:3o    start 19:00

venue:400-0031甲府市丸の内2-37-2

Artist In Residence Yamanashi [AIRY]gallery

admission:¥1500 (当日会場にて)

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生から死へと向かう一連の営みに伴う無常観
しみじみとした日々の哀愁を日本の秋景に合わせ
実験的即興的にて奏で踊り描く一夜の試み
スウェーデンとアメリカからの滞在作家を迎えて開催する
一夜限りの即興ナイトをお楽しみください。
Experimental Improvised Night

-artists-

Katt Hermandez/Violin バイオリン(Sweden)

土橋加実 Masumi Dobashi/Thereminテルミン

望月正人 Masato Mochizuki/Didgeridooディジュリドウ

玉井康成 Yasunari Tamai/Dancerダンサー

武内靖彦 Yasuhiko Takeuchi/Danceダンサー

Daniel Miller/Live paintingライブペイント (USA)

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Katt Hernandez

即興ヴァイオリニスト、プロデューサー、作曲家。2010年にストックホルムに移り多くのプロジェクトで多数のアーティストと共に活動している。 2015年からスウェーデンルンド大学で音楽の博士号を取得中。スウェーデン王立音楽アカデミーの研究員として勤務し、修士号を取得。 彼女の作曲と即興演奏は定期的かつ国際的に行われ、 米国を離れる前は東海岸の実験的な音楽シーンのベテラン。ミュージシャン、ダンサー、人形劇、映画製作者、その他のアーティストと協働した経験がある。

Maverick violinist, improvisor and composer Katt Hernandez moved to Stockholm in 2010, and works with a host of artists in many projects. She began a PhD in Music at Lund university in 2015. She is also employed as a researcher at the Royal Music Academy of Sweden, where she earned her Masters degree in composition. Both her compositions and improvisational work has been featured regularly and internationally. Before leaving the U.S., Katt was a veteran of experimental music scenes on the east coast, where she worked with a vast array of musicians, dancers, puppeteers, film-makers and other artists.

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土橋加実/Masumi Dobashi

山梨県甲斐市出身在住。国立音楽院音楽療法学科卒業。 在学中より、テルミン・マトリョミンの演奏活動を始める。 リトミック講師、テルミン奏者、ブライダルオルガン奏者。

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望月正人/Masato Mochizuki

 1972年 山梨生まれ。オーストラリアの先住民アボリジニの楽器ディジュリドゥの演奏者。2003年、ディジュリドゥの演奏を始める。 2009年、improvisationバンドをスタート。田中泯/坂田明と共演。2010年、「アカシア」結成。 2012年、玉井康成氏(ダンサー)と6時間半の即興DUOライブ。新潟県「水と土の芸術祭」に出演。

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玉井康成/Yasunari Tamai

1962年東京生まれ。87年より北杜市白州町に移住、舞踊活動と農業に従事する日々を送る。 国内外での公演多数。白州では養鶏、稲作、畑作に取り組む。 1996年、2005年ソロリサイタル「山上のドン・キホーテ」(草月ホール)、2006年、2007年、チェコの名優ヴラジミール・ヤヴォルスキーと「ドン・キホーテ」を再演(プラハ アルカシアター)。2012年「水と土の芸術祭」新潟。2013年ソロ公演+WS(パリ)、2014年「NOT AWAY」(ロスアンゼルス エレクトリックロッジ)他。

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武内靖彦/Yasuhiko Takeuchi

1968 年/土方巽「肉体の叛乱」を観る。1971 年/単独処女舞踏會 。1973 年/大野一雄氏に師事 。1992 年/第23 回舞踊批評家協会賞 受賞 。 2011 年/踏業40周年記念独舞リサイタル「舞踏よりの召喚」20 世紀、牡丹。2017年 /パンドラの柳行李 ー仕舞ー

一貫して自主独舞公演を軸として展開して今日に至る。

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Daniel Miller

作品はさまざまな形を取るが、まずは描く行為に向かっている。傷つきやすい真理と矛盾を一筆書きの歴史に参照して、摩擦や意思から影響を受けながら何とかリラックスして反応しようとする。混乱、不安、孤独そして突然のエラーの感情は大きな動機となる。表現主義、墨絵と浮世絵などに強い情熱を抱き、これらの様式の矛盾は自分にとって重要ととらえている。そしてドローイング、インスタレーション、パフォーマンス、彫刻、写真、アニメーションを併用して技術を駆使することで芸術表現の語彙を豊かにする。

My art has taken many forms, first, always, and most importantly, I gravitate toward the act of drawing. Taking tool to substrate, against friction and with intention, while balancing the lie of a grand drawn illusion against the vulnerable truth and history of a single stroke somehow allows me to relax and react to my influences freely, like nowhere else. Feelings of confusion, insecurity, isolation and error suddenly flip and become reasons to speak. I juggle a strong passion for both ligne claire and expressionism, observation-based art and the abstract, sumi-e and ukiyo-e, and these sort of stylistic contradictions are important to me. I need and use clarity to access the chaotic, and vice versa, both in style and substance. And this approach, this practice of fostering and accepting both hard edge and dense fog has tended to give me a capability to improvise and collaborate when I have expanded my technique into sculpture, photography, animation, painting, performance and installation.

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The performance ended  successfully

We appreciate to six performers and

all the people who shared such an experience together!!!

もののあはれ|mononoaware 」

Artist In Residence Yamanashi [AIRY] gallery

15th September 2017, Kofu, Yamanashi, Japan

生から死へと向かう一連の営みに伴う無常観 しみじみとした日々の哀愁を日本の秋景に合わせ 実験的即興的にて奏で踊り描く一夜の試み

Experimental Improvised Night

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First section:

望月正人 Masato Mochizuki/Didgeridoo ディジュリドウ

武内靖彦 Yasuhiko Takeuchi/Dance ダンサー

Daniel Miller/Live painting ライブペイント (USA)

Second section:

Katt Hermandez/Violin バイオリン (Sweden)

土橋加実 Masumi Dobashi/Theremin テルミン

玉井康成 Yasunari Tamai/Dancer ダンサー

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First section 1/3 https://youtu.be/0Zh7OZ5f64c

First section 2/3 https://youtu.be/avvw31NfuFA

First section 3/3 https://youtu.be/2Y-396R4sKQ

Second section 1/2 https://youtu.be/9s0I-ZOLDoU

Second section 2/2 https://youtu.be/rwkD55yc5ns

(video by Toshihito Watanabe)

A Field of Color in a Passing Dream~色褪せない郷愁

「A Field of Color in a Passing Dream~色褪せない郷愁」
4名の作家による7月成果発表展示
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山梨での一か月に渡る滞在期間中に見た世界と出会った人々

これらの経験が作品へと昇華し

形や色、テクスチャ―を通じて詳細な世界を創造します

過ぎ去る時間と夢の中で

いつでもここにある思い出が浮かび上がります

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◇2017年7月28(金)29(土)11-18:00
◇甲府市丸の内2-37-2 AIRY1F&2F
◇OPENING28(金)18-20:00
無料、予約不要 どなたでもお気軽にどうぞ
Amanda Joy Calobrisi /usa 絵画
Zhuowen Ma/china 絵画、オブジェ
Nancy Downes/Australia インスタレーション
Tara O’Conal/Australia  写真、ビデオ

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当ポスターイメージについて
=Exhibition Title by Amanda=
与謝野晶子「みだれ髪」から
「露にさめて 瞳もたぐる 野の色よ 夢のただちの 紫の虹」
[Awaken to dew I raise my eyes to a field of color lovely in the passing dream a purple rainbow] Akiko Yosano
=Japanese Title by 高山虎之介=
=Photo by Tara 山梨県河口湖畔にて撮影=
=Design/Edit by Zhuowen=
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It has ended very successfully
Appreciate to everyone who visited the exhibition
during the hot weather
-THANK YOU-
photo by Ikumo Motosugi

Moxies 「家族のためのお灸ワークショップ」

Do you know Moxibustion?

Moxibustion, the burning of the herb moxa over channel points and certain areas of the body, is used to warm, tonify and stimulate.

moxies (モクシーズ)は
亀割透と五味文子、二人の鍼灸師による治療家ユニット
「今日より明日を健やかに」をモットーに個人に対する治療
場所にとらわれない自由な治療法を提案しながら活動中日々の生活を自分の力で自由に、楽しく、健康を目指す人々を応援します。
https://www.facebook.com/moxamoxies/
初心者向けのワークショップ(約1時間)@AIRYが開催されました。

・興味があるのでまずは体験したい!

・初めからフルの施術はちょっと不安

・子連れでもいいの?

というみなさまのために気軽に体験できるお灸のワークショップ

8名の大人と2名の子供で和気あいあいの雰囲気、滞在作家3名も参加して英語が飛び交います。

中国から日本へ伝わった歴史、お灸の道具説明から代表的なツボについて軽く説明を聞いた後は参加者同士で実際にもぐさに火をつけて互いの手をマッサージ。これが気持ちいいんだけど、この日が猛暑日で暑すぎて、もぐさの熱さなのか気温の暑さなのか気分がモウロウとしてしまって・・・正直すぐにここに効いたよという感じはないのですが、しばらく続けて自分のカラダと会話するような気持でやったらいいと思いました。

講師のお二人、参加してくださったみなさま、ありがとうございました。クラスがずっと和やかでお互いを雰囲気にあふれていました。きっと自分のカラダを知っていたわることは、隣の人をいたわることに繋がるのですね。

少し涼しくなったら連続コースとしてまた開催したいです。その時はぜひあなたも体験してください!

 

Nancy Downes/Australia

Nancy Downes

Australia

facebook.com/Nancerific

sculpture, installation, drawing

residency July 2017

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ナンシー・ドウネス

オーストラリア

彫刻、インスタレーション、ドローイング

2017年7月滞在

作家のアートの実践は、インスタレーション・絵画・彫刻の手段を通じて人間の現象の記録を調査するものです。 彼女は含蓄ある作品を作るために、光と宇宙の要素のような触覚材料であるファブリック、パースペックス、ロープ、ペイント、液体などを用います。 人間を構成する物理的、感情的または心理的レイヤーに興味があり、図形、重層、およびそれらを束縛するジェスチャーを介して痕跡を残します。 物理的な転位の経験と、具現化された消費を提供する材料の間の遊びにおける暗闇と静かな静けさに焦点が当てられていきます。

These sculptures form a circumstance of encounter where the viewer is invited to become a participant, as they step inside or view each work. The spaces inside each sculpture offer an isolation of sorts, where the viewer uses themselves and other participants as a gauge to consider acts of connection. Connections explored are between people, with ones own self and of the senses.

Nancy Downes specialises in installation, sculpture and painting, using tactile materials with light and space to create immersive, enveloping works. The imagery and materiality in her work provides cues toward the body, and investigates registers of human phenomena.

これらの作品(彫刻、造形)は、一歩足を踏み入れ作品に触れると、自ずとそれを観る人自身がそこに引き込まれる力を秘めている。それぞれの作品にみられる空間は、一旦は孤独を産むものの、そこに存在する空間は、やがて観る人自身または共にその芸術に触れる者との間を結ぶもの、いわば“共感”し得る要素を内包している。ここに感じ得る“共感”とは、人その人自身と、その人が感じ取るインスピレーション(直感)の一致、いわば体と心の一致である。

作家は、光と空間を介在して表現するインスタレーション、彫刻、絵画を専門とし、触知的な作品は観る者を吸い寄せ、また一致完結する力を持っている。彼女の作品にみられる心象的表現にとどまらない、実質的本質的表現方法は、人体やそれにまつわる現象を追求しようとする意志を感じさせるものである。

(translated by Hanako Kishimoto)

 

 

 

 

 

Tara O’Conal + Rohan Goldsmith/Australia

Tara O’Conal

Rohan Goldsmith (sound staff)

Australia

video,  sound installation

residency July 2017

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タラ・オコナル+

ローハン・ゴールドスミス(音響スタッフ)

オーストラリア

ビデオ・インスタレーション

2017年7月滞在

Tara O’Conal

Rohan Goldsmith (sound staff)

作家は知覚体験を探求してビデオ、写真、およびサウンド・インスタレーションにより表現する。日常世界の相互作用により、日々の現象に遭遇することで制作の題材へと導く。

状況は記録された現実の枠内で見つけられ構築される。 そしてライブイベントと仮想メディアのスペースの間のダイナミクスを探究する。 作品は静かで集中的な視点を持ち、存在の自然な知覚について考えるものだ。

Over the past month in Kofu I have spent much of my time absorbing natural elements and environments. Through a meditative focus on these environments I have explored the sensory interactions that emerge between my body and other life forms. Textures, forms, contours, dripping, gushing, buzzing, floating, undulating, rhythmic. I am attentive to states of movement, noise, silence, stillness, the intervals between one thing and another. The waterfall is always moving and each movement is different, but continues to maintain a unity, like a body. If I watch the waterfall for a long time I begin to feel its rhythms in my own body and its sound and movement feel as though they are a part of me. 

作家は、オーストラリア・メルボルン在住、ビクトリアン芸術大学に在籍中のアーティストである。彼女の作品、映像と音のインスタレーションは、自然空間との遭遇を通して自然が創造、形成されていくプロセスを探求している。作品にみられる眼差しは、自然の変遷を見つめ、主観的観念を解き放し、自然界との繋がりや人との共通性に向けられるのである。

7月の甲府での滞在期間中、多くの時間を自然の中(ことに昇仙峡)に身を置き、その恩恵を肌で感じて過ごしてきました。自然物から感じ取れる、質感、形状、輪郭、また水の流れ、起伏、滴り、ほとばしり、耳を澄ますと聞こえてくる自然の音。そんな自然環境に身をゆだねる中、わが身自身とその周りに息づく自然との間の感覚的交流を探求してきました。感覚を研ぎ澄まし、森羅万象の動き、音、静寂、不動性、物質間の動きにまで、神経を傾け感じ取ります。岩間を流れ落ちる滝は、常に留まることなく形を変化させていますが、その中でも秩序を保っているのです。まるで、理のある人の生命のように。その滝をじっと長いこと見つめていると、その自然のリズムと、自らの息吹が重なるのを覚え、その音と動きが自分の一部であるかのように感じられてくるのです。

Translated by Hanako Kishimoto

 

Amanda Joy Calobrisi/USA

Amanda Joy Calobrisi

USA

http://amandajoycalobisi.com

Painting(oil,acrylic,gouache), Drawing, Sculpture

residency July 2017

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アマンダ・ジョイ・カロブリシ

アメリカ

絵画(油彩、アクリル、グアッシュ)、ドローイング、彫刻

2017年7月滞在

 

作家の絵画は、経験的・心理的・そして新しいフェミニストの典型に存在する。 画面の深い色・自由なパターン・荒々しい地肌により作家自身の内面が明らかになる。 有機的な形ともつれたマークが絵筆の動きから生まれる。 これにより、絵画の絶え間ない静けさにもかかわらず、図形が一定の動きの領域に存在することが可能になる。 これら静かな不協和音の中から、人生・歴史・女性・欲望・緊張・友情と愛を熟考して欲しい。

During the residency at AIRY I have begun a series of paintings and drawings inspired by Yosano Akiko. Through my research Akikosan has become both a heroine and a friend. My admiration of her commitment to give tanka and modern poetry, an active and empowered female voice, has only grown. I identify strongly with her undying curiosity, fascination with life and death, capacity for love and dedication to “embracing the immortal beauty of art”. In both Akiko’s poetry and in my own paintings the women who appear are both heavy with reality and coated with imaginings. The figures are all at once archetypical, autobiographical and divine. Our works together ponder love, sexuality, gender and the ache of loneliness. Researching the poet has opened many doors, I have thought of her as my guide on this trip and she has led me to her heroine the goddess Amaterasu-omi kami. I traveled to a few of her ancient spiritual sites; the “power spots”, in Takachiho; Amanoiwato and Amanoyasukawara and to Ise to see Meoto Iwa. I have really only scratched the surface of this project, as I begin to read the poems and letters Akiko wrote while traveling in Paris, I realize that the end of this trip may actually only be the beginning.

AIRY滞在中、私は、与謝野晶子に感銘を受けペインティングとドローウィングのシリーズを手掛けました。リサーチを重ねるごとに、晶子さんは私のヒロイン、そして友達になっていきました。短歌や現代詩を世に出すこと、積極的で力強い女性の声を届ける彼女の姿勢に対する敬愛の念は増すばかりでした。

私の中での与謝野晶子とは、途切れることのない好奇心、生と死への魅力、深い愛情と、芸術への褪せない美、を持ち備えていた女性です。彼女の詩と、私の作品の中に現れてくる女性達は、共に、厳しい現実の中に生きながら、先入観を持たれていました。典型的、自伝的であり、かつ神聖なものです。私と与謝野晶子の作品は、愛、性、ジェンダー、そして孤独の痛みについて、深く思考しているのです。

詩の世界への冒険は、私にたくさんの扉を開いてくれました。与謝野晶子は、時としてガイドとなり、彼女にとってのヒロインである天照大神へと導いてくれました。私も晶子の、古代精神世界の各地を旅してきました。パワースポットと言われる高千穂地方の天の岩戸、天の安河原、そして伊勢の夫婦岩まで。ただしこのプロジェクトは与謝野晶子がパリ滞在中に書いた手紙と詩を読んでから始まったばかりのもので、この冒険が終わりを迎える時とは、本当の意味での始まりを意味していると悟りました。

(translated by Nagisa Mitsumori)

 

 

 

@萬屋酒店(山梨県富士川町)昭和初期に鉄幹と共にしばらく滞在して短歌を詠んだ。

Yorozuya Shuzo in Fujikawa-cho Yamanashi, once Akioko Yosano & Tekkan lived/made Tanka.

 

 

 

Zhuowen Ma/China

Zhuowen Ma

China

 fat7.net

painting, multidisplinary installation

residency July 2017

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ヅオウェン・マ

中国

絵画・インスタレーション

2017年7月滞在

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 作家は「日常生活」と「虚構」の巨大な混合物として絵画を制作する。自身の周辺から、昨日の夢​​から、朝の新聞からのものなどを混ぜ合わせて、ダイナミックで鮮明でパワフルな絵画を作り出していく。それは自発的に発展していく。作業プロセスはより直観的で非論理的なので、いろいろな方法で視聴者に穏やかに語りかけるだろう。

彼女はしばしばキャンバスに色を塗ってから、主題と戯れることができる雰囲気を作り出す。これは通常出発点だ。自身の物語を保持し、後ろに立って絵の具が語り始めるのを待つ。月の注意深い目を見る、羽毛が織り込まれる、火花が問題を吹き飛ばす。描かれたものに作家は反応し、直感的に多くの変更を加える。そのプロセスは建設と解体、ユーモアと恨み、醜さと美しさに満ちている。無垢と階層の間の緊張には多くの対義表現があり、抽象的表現主義への可能性を含んでいる。

絵画以外では混合メディアとインスタレーションの作品に力を入れている。木材・折り紙・日用品などのさまざまな素材を用い、時にはビデオ作品も加わる。このような場合は、架空の物語を作成するための物や空間を生成するために錯覚的な状況を作り上げることが多い。どんなメディアを選んでも、子供の遊び場のように常に遊び心を備える無害な世界を作り出すようにしている。現実世界は決して完璧ではない。アート作品の中で希望を表現したいと思う。

This summer in Japan is a beautiful being. I work in the studio at night with summer heat and breeze. Starting from an idea, a color, or whatnot, I look at them and see how they would become. I’m really into creating images, space or presence that holds a parallel yet distinct relationship to the world. There’s a charming fact that material is sometimes resistant and becomes something totally unintentional, which is always the surprise in the process.

In Japan there’s no hang-ups about loving cute. Cute is for everyone. Young and old, women and men. I embrace the cuteness and find it very inspiring. Cute touches something that is primal in a human being. It could be raw, innocent, goofy, fragile, embarrassing, playful, urgent, and make no sense. There are always this inner child and the wonderful and scary world coexisting in my work. They pull on each other and offers a sense of myself.

今年は日本で美しい夏を過ごしています。夜の暑さとそよ風が吹く中、エアリーで制作活動をしてきました。あるアイディア、色、その他なんでも、見つけては、その後どうなってゆくのかを見つめてきました。イメージや空間、そして世界と並行しつつも強い結びつきのある現在というものを創造することに今は夢中になっています。素敵な事は、時にどんな対象物も何かに反抗的だったり、全く何気ないものになっていったりと、色々な過程に驚かされています。

ここ日本では、可愛いことへの違和感やコンプレックスはありません。「かわいい」とは若者、老人、男性、女性、誰にでも当てはまります。私も「かわいい」を受け入れてから、とても感銘を受けました。かわいい感覚は、人間の持つ幼い、純粋な部分に触れます。それは生々しかったり、イノセント、馬鹿らしかったり、壊れやすく恥ずかしかったり、遊びに満ち切迫感があったり、そして何の意味も持たなかったりもします。私の作品の中にはいつも、この幼心、素晴らしく、かつ恐ろしい世界が同時に存在しています。それらは互いに引き合い、私自身の感覚を引き出してくれるものであります。

(translated by Nagisa Mitsumori)

 

 

 

 

 

 

 

 

談話室〜写真で辿る欧州アート・イベントMina × Harumi

 

談話室〜写真で辿る欧州アート・イベントMina × Harumi

Danwashitsu #2
European art and events 2017 following with photos

コーヒー片手にアートにまつわるあれこれを緩やかに話す談話室。

今回は、写真で辿る欧州アート・イベント

世界各地から総勢約50名のアーティストが集い、制作、展示、パフォーマンス、ディスカッションを行うアート・イベントCAMPBASELにアーティストとして参加したAIRYスタッフによるレポート。そのほか、世界最大級の現代アートフェアArt Basel、世界で最も歴史のある芸術祭ヴェネツィア・ビエンナーレ、ヨーロッパ滞在で目にしたAIRやアートスペースについて写真で振り返りながらお話します。

About 50 artists from all over the world gathered, created, exhibited, performed and discussed. A report by AIRY staff who participated as an artist at CAMPBASEL.

In addition we will look back in the photos about Art Basel that is world’s largest contemporary art fair, Venice Biennale that is the world’s most historical art festival,  AIR and more art spaces during staying in Europe.

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日時:2017年8月8(火)18:30-
会場:寺崎COFFEE(山梨県甲府市丸の内1-20-22)
参加費:500円(ドリンク代含む)
定員:25名程度
主催:Artist in Residence Yamanashi
協力:寺崎COFFEE

予約:artdanwashitsu@gmail.com(氏名、参加人数、電話番号を明記の上お申し込みください)

※会場の都合上、予約はメールのみの受付となっています。大変お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。ご質問などある方はお気軽にお問い合わせください。

member:

mina=井野美奈(いのみな)
1994年群馬県生まれ。現在通信制大学にて教員免許取得中。今年度よりAIRYインターンとしてアーティストの滞在や制作のサポート、撮影などを行う。また、アーティストとしてCAMPBASELに参加。これが初めての制作と展示となった。

Mina was Born in Gunma Prefecture in 1994. Currently acquiring teacher license at communication college. From this fiscal year as an AIRY intern, she supports artists’ stay, creation support, photography etc. She also joined CAMPBASEL as an artist. This was the first creation and exhibition.

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harumi=堀切春水(ほりきりはるみ)

早稲田大学大学院美術史学専攻修了。美術館やギャラリー勤務の後、あいちトリエンナーレ2013実行委員会事務局勤務。アシスタント・ディレクターとして編集およびアーカイブ業務担当。その後はNAKAZAKI Tohru HOMEROOMプロジェクトマネージャー(2014年中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス)、ミハイル・カリキス来日公演企画運営(2014年)、宮島達男Relight Project、松井紫朗「手に取る宇宙」など、アートプロジェクトを中心に活動。

Harumi Completed her MA in Art History at Waseda University. After working at art museums or gallery, she worked at the Aichi Triennale 2013, which is held in Aichi Prefecture every three years (since 2010) and is one of the largest international art festivals in Japan. As an assistant director, she was in charge of editing and archiving work. After that, acting mainly on art projects; Project manager of NAKAZAKI Tohru HOMEROOM (Ichihara Art × Mix, 2014), Planning and Management of Mikhail Karikis’s Screening and Performance(2014), Tatsuo Miyajima’s Relight Project, Shiro Matsui’s “Message in a bottle” etc.


CAMPBASEL http://www.campbasel.com/

寺崎COFFEE  http://terasakicoffee.com/

Artist in Residence Yamanashi  http://air-y.net/

得々三文会@甲府市AIRY

得々三文会とは:

「視野と繋がりを少し広げてから職場へ行こう!!」をコンセプトに、名前の通り朝の時間を有効活用していく早朝勉強会(朝会)です。
毎週火曜日朝7:00~8:00に山梨県甲府駅付近で無料で開催している会です。

会場は「AIRY(エアリー)」は舞鶴小学校の西側です。
なお、駐車場はありません。周辺のコインパーキング、市役所駐車場(一時間無料)をご利用ください。【発表内容】
テーマ:「アートで山梨と世界を結ぶAIRY✩祝100人」今話題のAIR(アーティスト・イン・レジデンス)を知っていますか?国内外からのアーティストを地域で受け入れて滞在・制作・発表をサポート。互いの文化的背景を交換しつつ、世界を結ぶネットワークを築くアートプログラムです。まず世界のAIR、日本のAIRについて話します。
そしてAIRYでは活動開始から12年が経過、今月100人目のアーティストを迎えることができました!感謝です。それもこれも地域の皆さまが、アーティストを歓迎して励まして受け入れてくれたおかげです。最近の傾向では、大都市ではなく地方に滞在したいアーティストが増えています。感受性の鋭いアーティストたちは、日本人の生活や文化を田舎に発見するのでしょう。おもしろい現象です。
今年から新たに「滞在作家x山梨作家シリーズ」を始めて、これまで5組が山梨を舞台に活動を展開しました。作家同士のネットワークはこれからも続きます。これら実例を含めて、コミュニティーがアーティストを迎える相互活動の現実についてお話したいと思います。
【開催概要】
日時:平成29年6月6日(火)
時間:7:00-8:00
場所:AIRY(エアリー)(甲府市丸の内2-37-2)
得々三文会発表者: http://kai-mon.net/events/tokutoku3/2668/

“Carta Bianca Project” Italy

“Carta Bianca Project”

Angela Melito + Graziano Nunziante

Italy

http://www.cartabiancaproject.bigcartel.com/

ceramic, sculpture, painting, drawing, design, media

residency May-June 2017

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「カルタ ビアンカ プロジェクト」

アンジェラ・メリト+グラッチアノ・ナンジアンテ

イタリア

陶芸、彫刻、絵画、ドローイング、デザイン、メディア

2017年5-6月滞在

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ユニット名「カルタ ビアンカ プロジェクト」

グラッチアノ(デザイン、メディア)左 +アンジェラ(絵画、彫刻)右

作家のアート制作は社会の矛盾に関連しています。

自分の内なる強さや純粋さ、意味付けを見つけるために、人々を自分自身と実際の必要性に再び結びつけたいと考えています。
それゆえ作家は今日の社会、とりわけ人間と自然との関係にフォーカスします。その過程で感じる日々の不満、寂しさ、空虚さを作品に表現しています。

彼らは自分たちの作品で表現されていることが、それを観察する人々の目に優しさを生み出すことを願います。人々を幸せにする人生の小さな触れ合いを考えさせる機会を共有したいと考えます。

使っている素材はリサイクルされた紙です。これらは彼らのアート制作に欠かせない素材であり、芸術的コンセプトの中核を表現しています。
リサイクル紙はシンプルで純粋であり、生まれ育った南イタリアの芸術的伝統に広く使われているもので、作家のインスピレーションの大きな源です。表現の目標は、この材料に自然の要素としての新しい光を与えることです。それらには大きな可能性があり、そのシンプルで力強い素晴らしい芸術的素材でもあります。

 

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“INEMURI”

CARTABIANCA PROJECT

2017.06.25 sun 10:00-18:00

@Tearsaki Coffee

寺崎コーヒー:山梨県甲府市丸の内 1-20-22

South italian cartapesta meets japanese washi tradition in unique shapes; they are made using almost one material: recycled paper!
This 3-piece series had been inspired by common girls taking a nap in their office break (inemuri), and it has been realized with some scrap documents found outside there.

南イタリアの「カルタペスタ(張り子)」技法と日本の伝統的和紙の出会い

わたしたちの作品には再生紙のみが使われています。日本に来て3人の彫刻シリーズ「いねむり」ができました。仕事終わりに電車内で昼寝をするごく普通の女の子たちからインスピレーションを受けて路上で偶然に見つけたスクラップ紙から生まれたものです。

We are based some miles away Napoli, an Old Italian town on the Mediterraneo, place of strong characters, where people through ages left their footprints passing its port. So that influenced our aesthetics; and now, moving to the east toward the rural Japan, we’re on the traces of similar stories, made with paper.

私たちは、イタリア、ナポリに拠点を置きます。個性のある古い街では、人々は、長い年数をかけ、自らの足跡を残しながら港を行き来しています。故郷は、私たちの美意識に影響を与えました。そして今現在は東洋日本のある小さな街で、和紙を使って、似たような物語を編み出そうとしています。